逆境無頼カイジ 第17話 『会話』

真の会話に言葉など不要。


前回は風邪でぶっ倒れてたので後日補完したもののリアルタイムでは一週飛びになった今回、
ただひたすらに利根川の言葉に踊らされて深みにはまっていくドツボ状態に突入。
例の耳につけたあの器具が出す音が何となく歯医者のドリルっぽいと思わずにはいられなかったりと考えると
あの手の音ってのは人間が本能的に嫌う音なのかな。
確かに利根川はサマを使ってるわけだけどあくまでそれは経験上その情報から読み取れるようになったわけであって
素人が同じような手段で読もうと思ってもそうそう読めるようなものじゃないです。
そんな相手の心拍数とかなんて・・・
経験があるからこそどういう発言をすればどういう行動に出るか、全てわかってやってるから恐ろしい。
挑発して相手の冷静さを失わせてさらに読みやすい状況を作り出す。
やはり話術に長けてることは間違いないし、
それであまりにも予想通りの行動に出てくれるから完全に余裕を見せ付けている、あの笑いはそういう笑いだ・・・


このEカードを通して相手の考えを読もうとするこのやり取りが真の会話であると言いました。
こういう言葉を聞くと本当に日常すごしているときに交わす言葉がいかに薄っぺらい表面上だけのものであるか。