スケッチブック〜full color's 第5話 『ねこねこの日』

猫の世界もいろいろあるのです。


いつもとちょっと趣旨の違う町に住む野良猫たちに主眼を置いた今回。
これも前回同様エピソード的には出張版に掲載されてた話ですな。
まる子っぽい声のミケさんに対してやたら尊大でひたすらに渋い声のクマさん。
何しろ声が中田譲治!ネロ=カオス教授ではありませんか!
まさかネコ=カオスのキャストに乗じてここまで尊大で強烈な猫を演じられるのは他にいないとの大抜擢でしょうか。


そんなクマさんの願いが人に飼われる事。
結局箱書きの手段に出ることになりますが、
『拾ってください』→『拾え!』→『どうか拾わないでください』→『運命の出会い』→『無料』→『半額』
結果、『珍獣』。
まぁ間違いない。
同時期に猫を飼いたいと家族にねだっていた神谷んと出会いを果たし飼われる事となるのでした。
神谷んには兄もいますがそれ関連の話は兄妹仲良くていいなぁと和むのです。
時折見せるそんな子供っぽさが神谷んの魅力でしょうか。
後にケイトが登場してからはまた猫メインの話が出てきそうです。
(ケイトの飼ってる猫は外国猫語しか話せない設定になっている)


でもって最終的にオチを付けてくれたのはやはり主人公の空。
猫たち曰く、以前は賞味期限切れのイカの刺身に賞味期限切れのもずく酢を食わされそうになったそうですが、
今回持ってきた差し入れの餌は紅鮭(もちろん賞味期限切れ)
素で天然なのかお前猫嫌いなのかと突っ込みたくなる締めでしたとさ。


毎回に言えることだけど本編がのんびりした話で放送時間も時間だから眠くなりがちなところを
CM終わった直後に出てくる涼風コンビの漫才は一気に本編に引き戻してくれますな。