フロッグマン 1巻
- 作者: ナイロン
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/09/29
- メディア: コミック
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運動はからっきし、友達もいなくてクラスから孤立していた主人公のミチル。
何を取ってもダメダメだった彼がとあるきっかけによって水泳部で活動することとなり・・・
どこかで聞いたことのあるようなタイトルですが、
水中工作員とも、もちろん某遊人とも全く関係はなくて、
ひたすらに青春、ひたすらに思春期な部活ものです。
自分も運動は全くダメなタチですが、
そんな中でも人並みにできる数少ない種目が水泳だった身ですので、
何だか感情移入してしまうところがあります。
確かにスイミングスクールに通っていたからこそなのですが、
あの頃はやらされてる感があってあまり楽しめてなかったなぁ。
それがどうでしょう、本作中では泳ぐことが実に楽しそう。
夏も終わって秋が深まっていく時期ではあるけれど、
泳ぎに行きたくなってきます。
休日にどこぞのスポーツセンターなり運動公園なり行ってみるって手はあるかも。
全体的に青春真っ盛り感に溢れている象徴とも言えるのがヒロインのハルカさん。
天然記念物ものと言ってもいいくらいの正統派で、
水泳一筋な真っ直ぐさで媚びてません。
眩しいよ・・・その笑顔が、ひたむきさが眩しすぎるよ・・・
ハルカさんと一緒なら、泳ぐ楽しさを思い出せる気がするんだ。
そしてこれだけ正統派ヒロインと言うことは、ガードの固さも一級品。
今のところ、ミチルのことを異性としては意識している様子はありません。
あくまでハルカさんにとっては水泳が第一であり、
泳ぐことが楽しいと思える仲間としてしか考えてなさそうです。
しかもそれっぽいシチュエーションに遭遇しても下着は出てきません。
ある意味はいてないとも言えるけど、制服の下にきっちり水着を着ているくらい水泳一筋。
ここからの恋愛フラグは難易度高いでしょうね。
でもあれです、水着が似合いすぎてるからか、
変に脱いでるよりある意味エロいと感じたり感じなかったり。
えっちなのはいけないとおもいます!
ハルカさんの他にも、大人兼きょぬー成分担当の青木コーチや、
ライバル兼ひんぬー担当のマコトも勿論魅力的。
(ハルカさんはヒロイン兼美ぬー担当です)
元々自身も水泳をやっていたらしいコーチはお色気担当らしくトップレスタイム発動。
って、風呂じゃないんだから・・・
でも一人だけってシチュエーションにもなるとここまでテンション上がっちゃうのかな。
そして今後恋愛的な展開が待っているとすると、欠かせないのがマコト。
水泳部に入部した動機がハルカさんへの対抗心だったのに、
気が付けばミチルに対して抱いてしまった感情。
ミチルと買い物に行くことになったときの服装も思いっきり気合入ってますし。
ライバル・ひんぬー・ツンデレとサブヒロインの三大要素を見事に兼ね備えてます。
今後の全員の成長と絡みと気になりますね。