鬼燈の島 3巻
鬼燈の島-ホオズキノシマ- 3 (ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 三部けい
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2009/05/25
- メディア: コミック
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閉鎖された島からの脱出するための生死をかけた鬼ごっこ。
逃げる子供、追う大人、共に死者を出しながら続くこの殺し合い。
どっちも信用なんてものはしてませんから、いろいろと泥沼です。
子供と言えども自分の命がかかってるとなればどれだけ恐ろしいことか。
相手は所詮子供だと見くびって殺されかねないから必死になる大人のどれだけ恐ろしいことか。
一度は解明されかけた幽霊の謎も相まって、この先一体どうなるかわかりませんね。
やっぱ『いる』と思うんだ。
それが本当に幽霊かどうかはわからないけど。
もしかしたら未だ姿を現さない第三者が存在しているのかもしれませんし。
何と言ってもとある人物が死ぬ場面は謎が多すぎるんです。
状況的にあまりにも不自然な、明らかに横から突き落とされたような落ち方、
その人物が持っていたもののありえない壊れ方。
ただの脱出劇で終わりそうにはないですね。
常時緊張感漂う中、ある意味一番の見せ場なのは初音でしょうか。
これまでも何度もロリコン桑館に狙われていたけど、何と言うかあざといです。
下着を取られちゃったもんだから、常時『はいてない』モードで。
コマ割りとか前にいる人物の頭とかでちゃんと隠れはしても、
何度かスカートがめくれて(以下検閲)な部分を明らかに露出していて・・・
それをあわてて隠そうとする姿とかですね。
これは一種のロリコン検定として試されているのでしょうか。
同時に収録されている桑館が中学生だった頃の番外編も見物。
当初から一番狂ってる上にロリコンと変態っぷりを見せ付けてくれてましたが、
中学の頃からの真性だったとは・・・
本当は頭がいいんだろうけど、どこかがズレた間抜けなところもあり。
むしろ抜けてるところだらけ。
実に変態と言う名の紳士ですよ。