コンビニDMZ 3巻
- 作者: 竿尾悟
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2009/04/28
- メディア: コミック
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ミリタリーとコンビニと言う異色の組み合わせが面白い本作、
今回は初の長編エピソードに、『ちっちゃいおっさん』こと武器商人のマトさんに。
いつも通りのようでいて、新しい試みに挑んでいる感じでした。
毎度のことではあるのだけれど、店員面子の肝の据わり方が半端じゃないと言いましょうか。
商売の前には国境も敵味方も一切存在せず、あるのは商品売買のみ。
川口店長は本物の商売人っすよ。
下手なヤクザよかやり口がよっぽどヤクザっぽいし。
表紙裏のピンナップは1944年編の回で使われていたトップをカラー化していますが、
何だこれ、無駄に格好いいぞ。
このまま映画の宣伝ポスターで使ってもおかしくないくらいに。
とりあえずマッドアイスは食べてみたいです。
これに出てくる軍人さんらがとにかく憎めないと言いましょうか。
アイスは軟らかい派か固い派かで内部分裂寸前って・・・
あんたら子供ですか!
自分は溶けかけてきて少し軟らかくなってきた状態派で。
ガチガチのはあずきアイスを思い出すと言いますか、
溶けるの待つのがまどろっこしくてたまらないので。
あずきアイスってのは何であんなにも固いんでしょうかね?
あれカップだったらスプーン折れますよ。
最大の見所はやはり1944年編でしょうね。
DMZ商会を利用しようとする陰謀に、中立であり商売人である立場を貫き通す信念に。
さりげなく七三でちょび髭の某ナチスの総統閣下まで出てきてますし。
ちょうど西部戦線のノルマンディー上陸作戦あたりの頃なのかな。
と言うか担保に取り立てた一個師団はこの後どうしたんだろう・・・