かたつむりちゃん 2巻

かたつむりちゃん 2 (まんがタイムKRコミックス)

かたつむりちゃん 2 (まんがタイムKRコミックス)

お化けよりも怖いのは自称妖精。


当初の学園ものとしての流れはどこへやら、
すっかり肝試し漫画になってしまっている異常なノリの4コマの第2巻。
本当にこれ読んで関心しますが、よくNEEDLESSとか白砂村とかとこうも違う方向性で作れるなーと。
人体模型のリアルな顔とかはバトル時の顔つきになってたりと
やっぱ絵と内容のギャップがたまりません。
出てくるお化けも小学校の頃とかに一度は聞いたことのあるものが多数。
お決まりの言葉に飽きて時代に無理矢理合わせた台詞回しにしようとする口裂け女とか
好物がカレーとかりんとうと好みは普通だけど絵面的に非常にヤバい花子さんとか。
さらにはロリでぷになこっくりさんまで出てきたり
散々凶悪な妖怪が立ちはだかるも異様なノリとテンションで撃退したり華麗にスルーしたり。
ハイテンションと言うよりも非常にカオスですなこれは。


下っ端お化けも段々と原型を留めないくらいにまで変わり続けてきました。
カシマさんに足みたいな突起を頭に付けられる⇒口裂け女に口を裂かれる
⇒頭と足の突起にマスクをかけようとする⇒額に肉の人よろしく額にポマード
⇒プレスで潰されて平べったくなる⇒フライされて油揚げになってしまう
こっくりさんに半分食べられる⇒再生する⇒鍋で煮られる(今ここ)
肝試しの顛末よりもある意味このお化けの進化の過程が気になってたまりませんよ。