バンブーブレード BAMBOO BLADE 第17話 『光と陰』

タマちゃんキレる、略してタマキレ。


小西の取り巻きに騙されて監禁されてしまったタマちゃんを救出したのは紛れもなく小西本人。
でも本当の狙いはわざと負傷させて試合で徹底的に叩きのめすことで・・・
果たしてこの取り巻き連中と当の本人、どっちが外道であろうか。
自身の安定化のために勝とうとしてその手段を選ばないとかすごいメンヘラだよなぁ。
そんな絶対悪な存在を当然許せるタマちゃんではなく、結果突きをぶちかまし
あの竹刀の曲がり方とか防具なかったら確実に殺れる・・・
そんな一撃をしてきた相手が平然と歩み寄ってきて手を差し伸べてくる。
試合としてはもう一本分残っている状態で暗に「立て」と宣言してるような空気は
やられる側としては如何な恐怖であろうか。


他のメンバーも負けじと頑張ってました。
特に腹痛と戦う東が!
誤爆持参で終了と思ったサターンがこんなに演出小道具として機能するとは思わなんだ。
持病でああ言った腹痛に陥ることが多いから激しく感情が入り込みます。
本当に波が引いたとき思いますもんね、春がやってきたとか戦乱の世が明けて束の間の平和がとか。


何はともあれタマちゃんの足の負傷に気付いたコジローが取った行動は棄権。
(話自体は棄権すべく立ち上がったところで終わりでしたが)
ここで負ければ己の進退が危うい状況において基本自分のことばかり考えてるコジローが
普通に生徒の身を案じて自分を切った行動は本当の教師の姿を見た。


次回でインターハイ予選も終わりでしょうし、そこから先はどうなるんだろう。
とりあえず剣道部主題歌にてサヤ暴走と道場内の謎の内装関連の話が入るでしょうけどそれ以降が。
まさか7巻の内容に突入して榊ウラを出すわけにもいかないだろうし。