HR 1巻

HR (1) (角川コミックス・エース (KCA192-1))

HR (1) (角川コミックス・エース (KCA192-1))

史上最悪の教師とクラスメイトたちの激しくも熱い学校生活。


毒舌とバイオレンスのブラックジョークと25歳以下お断りな80年代ネタを得意とする
くろがねぎん氏初の単行本は同人誌の方とも変わらぬテンション通りで見事にらしさが出ていた代物でした。
ほぼ毎回のように血を見ることになるバイオレンスを
とにかく持ち前のハイテンションっぷりで楽しませてしまうエンターテイメント性。
クラスメイトたちも関西からの転校生に始まり腹黒探偵に殺人ピッチャーに流血担当のシスコンにしてオタに
果ては忍者から幽霊から死神まで。
この学校、そしてこのクラス、只者じゃねぇっ!


最初の1話が掲載されたのが3年前ということで単行本用に1話と2話を修正描き下ろしていますが
だからこその時事ネタが仕込まれている演出がにくいところ。
去年宍神先生のクラスになった人たちのエピソードの一説にこんな言葉が。
「ウチの先輩もボクシングの試合に投げ技使うほどやられてたよ」
亀2号か!?亀2号のことなのか!?
そうか、この破天荒教師が担任になってしまったがためである事実を誰が知るであろうか・・・


新旧含めたいろんなところからのパロディーを含んだ小ネタが多いのも特徴で、わかった限りでも

他にもいろいろ隠れてるかもしれませんがこういった小ネタの元ネタ探しも楽しみの一つ。


13話と14話の幕間ページので
『Hなほど硬くなっちゃうモノってナ〜ニ?』
→『おち●ちーん!!』(・・・エンピツの芯)
幽霊の姉の方と同じ想像してしまいました・・・