ドキッ!●●と××が入れ替わっちゃった!? 『あずにゃんと不思議の国のセクスアリス』

うさ耳の付いた唯とどこかへ急ぐ夢を見た梓。
目覚めてみるといつもと同じようで何かが違う世界になっていて・・・
けいおん!愛、特にあずにゃん愛は他の追随を許さぬ本サークル。
今回はタイトルの通り不思議の国のアリスを題材に、
少し変わった世界に迷い込んだ梓の戸惑いながらも
馴染もうと奮闘する姿が描かれています。
設定故に合法のガチ百合シーンが多々盛り込まれているため、
カップリング好きにはたまらないものがありますね。
唯梓は当然のこと、律澪や憂純のキスシーンまであり、
何と言いますか、もう本当にごちそうさまです。

一人相手がいないムギもたぶん帰れば菫がいるはず・・・
と、そんな風に妄想してしまいますね。


キスは合法、お茶はエロス?
この世界設定が食欲と性欲の概念が逆転した世界でして、
普段の何気ない言動がエロ行為に解釈されてしまうあたりに、
本作の楽しみどころとしての妙があります。
リアクション王の澪を例に取れば、
「お茶」「アイス」のキーワードは気絶級のエロワード。
家に帰ってのご飯でのくだりも通常世界の解釈ならば、
「オ●ニーしたいからエロ本ある?」くらいの爆弾発言なんでしょうね。

逆に●●で伏せられてる純の台詞は一体何を言い放ったんだろう。
コンビニの食品コーナーに18禁のれんがかかってしまうくらいで、
つまりはレンタルビデオ店とかではピンクコーナーがメインってわけだ。
って、改めて考えるとすごい世界だな・・・
面白そうながらも不便そうなこの世界。
一日くらいなら楽しそうかもなー。
内容を見てからタイトルを省みてみると、
何気にストレートに性的ワードを含んでることに気付くあたりも侮れません。


誕生日もしっかりと祝いたい。
今回、あずにゃん誕生日記念のイラスト集も同梱されたセットとなっているのですが、
これがまたイラスト集単品でも十分金を取れるレベル。

むしろ本編とこのイラスト集との二冊セットで500円って、
コストパフォーマンス良過ぎなんてものを通り越して、
採算無視の売れば売るほど赤字になったりすることはないのかとか、
いらぬ心配さえしてしまうほどですよ。
誕生日を祝い祝ってもらうなんていつ以来だろう・・・

こちらは巻末に二年間に渡る京アニジャンルで出した本がリスト化されていて、
総集編抜きにしても20冊超という数が愛そのものを物語ってます。
(この間にも18禁を含むRO本やまどマギ本も出してるけどジャンルが違うので除外されてますが)
最初に買ったのが人生当てもんゲームで、
記事に取り上げたのが魔法少女あずさ★マギカのときだったなー。
恐らく愛ある限りは今後も発行の歴史は積み重ね続けてゆくのでしょうね。
自分も可能な限り歴史の証人でありたいところです。