俺色に発酵(そま)れ! 『オリジナルの発泡酒を造ってみました!』

サークル10周年企画として記念になることがしたい。
そのコンセプトのもと、記念本ならぬ記念酒を造るために宇都宮へと向かい・・・
GWのコミティア100でビール解説本を発行し、
続く第二弾で発泡酒編とをリリースしてきた本サークル。
どうやら第一弾の時点でも作っていたビールに
あまり納得がいっていなかった様子であることと、
10周年の節目を迎えたことのお祝い行事とを兼ねて、
再びオリジナル発泡酒作りへ行ったレポート本となる今回。

今までの二冊とは違って製造レポが中心の内容となっているので、
酒の知識に関しては情報量が少なめではありますが、
その分、手作りで自分だけのオリジナル酒を作っているんだという、
ワクワクとドキドキを存分に詰め込んだのが伝わってきますね。
こういうレポート形式で何かを作り報告して伝えようとする場合、
それを読む相手にいいな、自分もやりたいな、と思わせることは重要ですよね。
文章がどうってものじゃなくて、
自然と込められた熱意という目に見えないものの力って本当に強い。


食材の数だけ可能性がある。
今回お世話になっている栃木マイクロブルワリーさん。
特徴的なのは単なる製造体験などではなくて、
自分で副原料を選んで自分だけの発泡酒が作れることですね。
質問コーナーでは意外とどくだみが相性が良かったとか、
大根は厳しいとか、色々とあるようで。
そんな中で今回副原料にチョイスされているのが、
コーヒー豆、アーモンド、メープルシロップという、
何ともカナダチックな雰囲気漂う品々。

先日両親がカナダ旅行に行ってきて、
お土産で飲んだビールが美味しかったので、
それに近い感じだったりするのかなーなんて、
味が気になって仕方がありません。
きっと甘口でチョコとかと一緒に飲むと相性いいんだろうなー。
そしてこの製造した発泡酒
何ととある店舗にて実際に限定販売されるそうです。
(興味のある方は本書を読んで確認しましょう)
今度の休みに買いに行ってみようかな・・・