好きな音楽のためならば、花も嵐も踏み越えて 『hdp#01』

何気ないいつもの登校風景。
好きな音楽を携えて今日も彼女たちは日常を送り・・・
普段はリリカルなのはを中心に活動し、
最近はモバマス本もいくつか刊行を開始した本サークル。
作業時のヘッドホン好きが高じて、
今回ついにオリジナルのヘッドホン娘本まで出されてしまいました。
これまでこの手のジャンルの本としてはイラスト集とかで見ることが多かったけど、
見てもよくわからんからなーと敬遠しがちだったのですが、
こういう形で日常漫画形式で描かれているのを見ると、
途端に音楽環境を整えたくなってしまいますね。
既に冬ボでヘッドホン新調しようかと本気で考え始めてます。
ここまでダイレクトに突き動かされたのは久しぶりだなぁ。


上を目指すときりがないけれども、
少しでも充実した時間を送るためにいい音を流したい。
通勤時間が片道二時間弱とかなり長い身であって、
その間の娯楽手段として音楽はかなり重要なポジションを占めているので、
けっこうこのあたりの整備は切実なんですよね。
現在の自分の使用環境が、
プレイヤーはCOWONのJ3、ヘッドホンはSONYのMDR-NC33で、
片足だけこの世界に突っ込みかけてる状態ですね。
それまで千円〜二千円とかの代物を使ってたのから変えたときは、
全然違う世界が見えてもう安物には戻れないって思いましたからね。

聴ければ音質なんて誤差レベルで、
そんなこだわるもんじゃないって考えが覆った瞬間でした。
さすがに作中でようこさんが購入のために資金貯めしているedition8なんかは、
10万するような代物なので敷居が高すぎるにしても、
MDR-NC200Dあたりなら現実的かなとか、
いっそQuietComfort15あたりまで踏み切ってしまおうとか、
本作に影響されまくって素で調べてしまいました。


機器もこだわりたければ曲もこだわりたい。
高校〜大学くらいの歳で洋楽にハマるのはいかにもありがちな感じで、
異様なまでにリアリティに溢れてますね。

学生の時分はちょうどDDRとかの音ゲー黎明期だったから、
全力で感化されてそういうのばっかり聴いてた時期もあったなー。
これが歳をとってくると気に入ったものは何でも聴くようになるんですけどね。
ブラーとかはじめて知ったので試しにCoffe and TVだけ聴いてみたけど、
確かにツボる人はツボりそうな感じだなと。
アーティストとかは別にして、
好きな曲なら全種類集めたいってのもわかるなぁ。
ベスト版とか復刻版じゃなくて原版も集めてコンプしてこそって、
音楽に限らずコレクター精神ってものがありますからね。