禁断の聖水アイドル誕生!? 『アイドルは××××なんてしませんッ!』 1巻

就職活動に失敗してニート予備軍状態だった主人公・宗次郎。
叔母のコネでアイドルユニットのマネージャーをすることになったのだが・・・

80年代アイドル全盛期の頃から、
信者レベルの熱狂的なファンの間で囁かれるお約束な話が、
「アイドルは神聖なものだからトイレになんか行かない!」
とありますが、
そんな理想とも妄想とも取れる幻想を見事にぶち壊してくれる本作。
本編一話や、表紙でも帯を取れば、
タイトルの××××が何をしているかは一発でわかるのですが、
それが「おもらし」ときたもんだ・・・
簡潔に済ませるならば、可愛い女の子が漏らすのを我慢したり、
我慢しきれずに漏らしたりしながら活動していくお話。
アイドルとはかくあるべきものなんて固定観念は人それぞれでも、
いくら何でもこれは超上級者向けすぎるだろう。

最初は半ばドン引きに近い感覚を抱きつつも、
読み進めているうちに段々これもありだと思わせてしまう不思議な感覚があります。
一歩どころか遥か先まで進みすぎてしまった新世界を垣間見て、
新たなる禁断の属性に目覚めたい人などにはいいかもしれませんね。


排泄行為とエロスは紙一重
一話目の開幕から漏らしてるシーンで始まりますし、
ほぼ全編に渡ってそういうネタオンリーで繰り広げられるため、
下ネタが苦手であれば確実に拒否反応が出るとも思われます。
が、エロス方面で考えると、このマニアックさが段々とたまらなく・・・
いやなに、潮吹きの延長線と考えてみると意外とそそられるんですよ。
茶店ではトイレが使用中なのでテーブルの下からペットボトルに出してみたり、
出るのを我慢するために股間を鷲掴みにし、
恥ずかし固め状態や学校の屋上で聖水を大放出。

一体何のプレイだよ!とツッコみたくなるシチュエーションばかり。
悉くがエロいから困りますね。
中学生にしてはきょぬーなのでなおのこと。
挙句の果てには相方までステージ上で尿意をもよおしてしまって、
観客の目の前で二人揃って・・・

もうやだこの人たち。
世間にバレたらAV界へ一直線な予感しかしませんって。
まぁラストにクラスメイトにバレちゃうんですけどね。
果たしてどうなるアイドル活動!?


ロリ属性へも対応済み!?
本作のメインは「もれドル」こと華恋さんですが、
相方の桂奈さんはきょぬーに対してひんぬー。
むしろツインテールのロリ系。
実は元マフィアとかとんでもない経歴を持っていたり。

過去が過去なだけに、懐に拳銃を忍ばせてたり、
アイドルらしからぬ武闘派っぷり。
裏社会と絡んでくるエピソードなんかも今後あったりするのかな。
こんな娘をメンバーに加えてたあたり、
ボスは相当なロリコンっぽい気がしますが。
組織から逃げてるってそういう意味じゃないんだろうか・・・
しかして華恋さんに対しては相方以上に百合っぽい想いすら匂わせてます。
ファミリーを大切にするマフィア意識故なのか、それともガチか。
次回以降に桂奈さんのアレなシーンも増えるのかなー?