末弟襲来! 『とんぬらさん』 7巻

とんぬらさん 7 (IDコミックス REXコミックス)

とんぬらさん 7 (IDコミックス REXコミックス)

日を追うごとに増え続ける謎の猫たちに翻弄される日々を送る一同。
完全に街に馴染んだ兄たちを追って、
七匹兄弟の末弟がやって来るのだが・・・

ウザキャラ全開の喋る猫が大活躍する本作も7巻目。
今回は4匹目となるとんぬら兄弟の末弟が登場し、
予想の斜め上を爆進しまくったキャラに衝撃を覚えます。
猫と言うか、猫科のカテゴリすら疑わしくなってきましたね。
実は背中にチャックが付いてたり、
見えないどこかにアンテナがあったりするんじゃないかとか思えてきましたよ。
個性的ってレベルすら超越してるし、
残り三匹とかどんだけ凄まじいキャラなのか想像もできませんて。
順番的に次に飼い主になりそうなのはなびきさんで、
その次あたりに蟹江先生とかなる感じがするけどどうなんでしょうね。
市乃とチャーミーの犬猿の仲コンビは相変わらずの戦争状態で、
紳士キャラの筈だったデュークはおっぱゐ好きが発覚して、
貴重なアヘ顔を披露してしまったりと、
新キャラのインパクトが凄まじい中で既存キャラも活躍中。

毎度のお色気描写も抑え目ながらも出てくるところではしっかりと出てくるし、
全兄弟が揃った時にどうなってしまうのか、
際どいエロスはどこまで突き抜けてしまうのか、
色んな意味でワクワクが止まらないのですよ。


半井ゆうちゃんの受難の日々。
メインの一之瀬三姉妹以外にも、
時折メインスポットが当たることが多い本作ですが、
今回は市乃の友人の一人である、ゆうちゃんが主人公と言ってもいいですね。
何気に全話に登場してるし、
新たに登場したとんぬら七兄弟末弟との絡みもあるし。
と言う事で、裏表紙や中扉にカラーページのキャラ紹介とを見ての通り、
四匹目に登場した末弟「どんすけ」の飼い主になってしまったゆうちゃん。
元々不憫な扱いが多い子だったのが更に拍車をかけて酷い目に遭いまくってます。
チャーミーには奴隷扱いされたりするし、
どんすけには押し潰されまくったり、
綺麗に洗おうとしたら押し倒されて汚されてしまったり・・・

五月乃と髪型が似ていて、
ロリ系キャラって枠では同じなのにこの落差は何なんだろう。
でも酷い目に遭って涙目なところをもっと見たいと思ってしまいますねぇ。
何か嗜虐心を煽られるキャラしてるし。
そんなゆうちゃんの不幸の元凶であるどんすけ。
一応とんぬら兄弟末弟ってことで猫らしいんですが、
猫・・・?猫!?
そんなデカい猫がいるか!
喋るとかそれ以前にビジュアルからしてツッコみどころ満載すぎます。
体重は見た目だけで1トンくらいありそうなほどに巨大だし、
巨体に似合わず目と口はミサワ絵ばりにくっついてるし。
残りの兄弟はもはや猫ですらないようなビジュアルでももう驚かないですよ?
とんでもない変態キャラっぷりで驚くってことはあるかもしれませんが・・・


おっぱゐ&おっぽとボディウォッシュ。
やっぱり本作のもう一つの魅力といえばお色気シーンなわけですよ。
今回なんて表紙からして水着姿のおっぱゐ祭りですからね。
雛乃に負けず劣らずのきょぬーを誇るこの新キャラ、
ゆうちゃんの母親、つまり人妻なんだぜ・・・
そんなきょぬー二人(+五月乃)に人間スポンジのボディウォッシュって、
一体どこの風俗店だよ!って感じでしてね。

しっかりと泡に埋もれてるゆうちゃんはここでも不幸キャラっぷり全開ですがね。
とにかく全編通して不憫な扱いではあるけれども、
数少ない幸せシーンがこれまたお色気シーンだという・・・

おっぽフィーバーは3巻のとき以来だから4巻ぶりですか。
ぅーん、以前よりエロいなぁ。
きょぬー派にもひんぬー派にも、
等しく需要を満たしてくれるのが嬉しいところです。