恋する店員三重奏 『デンキ街の本屋さん』 3巻
- 作者: 水あさと
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/08/23
- メディア: コミック
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各々の人間関係も、トラブルと過去の交友関係とを経て変わりつつあり・・・
某秋葉原の某とらのあなっぽい店を舞台とした、
オウタ御用達の店だからこその苦労や、
着実に進展しているラブコメ要素とを描く本作。
3巻目となる今回は相変わらずのこういう店ならではの商品展開をしつつも、
メタ的な話以上にラブコメ要素による人間関係の掘り下げが色濃く、
ただの仕事仲間、戦友という関係から一歩先へと進み始めようとしています。
マイペースながらも順調に距離が近付いている関係もあれば、
一筋縄ではいきそうにない多角化する複雑な関係もあり、
一体これから誰がどう出てきて、どう収まってゆくのか。
果たして大逆転劇が巻き起こったりしてしまうのか。
時間の流れと共にいつか訪れる時に皆は何を思うのか。
純粋に多角関係ラブコメとして盛り上がってまいりました。
同時発売された短編集の方には本作の番外編が収録されており、
未だラブコメとは程遠いライバル店の様子が描かれています。
- 作者: 水あさと
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/08/23
- メディア: コミック
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みかんBOOKSのモデルであるメロンブックスで、
咲-Saki-の最新刊発売時にラピュタ積み(天空城積み)が本当に再現されたのは、
比較的記憶に新しいところですね。
この調子だと番外編の番外編としてアニメイトとかゲーマーズとか、
更に他店をモデルにした店が出てくる可能性も無くは無い?
春の販売フェアと言えば・・・
季節や時事的なものをテーマとした作品や、
アニメ化作品の原作を一つのコーナーにまとめたりして、
特設コーナーを設けたりするのは一般的な書店でもよく見られる光景です。
が、ここは天下の電気街。
売り出そうと展開される商品も一筋縄ではいきません。
ヤマザキ春のパンまつりならぬ、うまのほね春のパンツ祭り。
一般向けお色気作品なんて探したらコーナー一つじゃ納まりきりませんて。
本作では想像を掻き立てるための表現技法として、
「はいてない」まで出てきてしまったり。
確かにそう考えることもできなくはないけど、
大抵の作品においては本当にはいてないとしか思えません。
咲-Saki-とか駒都えーじのイラスト全般とか・・・
気が付けば割りと浸透してるのがある意味怖い。
こういうキャンペーンをやるのは電気街ならではですね。
メロンあたりは本当にやりそうだし。
と言うか、もっと凄まじいショタ系を集めたおちんちんランドとか、
割りと定期的にやってますからね。
安定の関係、揺れ動く関係。
今回の主軸は何と言ってもラブコメ要素。
店内でラノベ作家のサイン会が開催されることとなり、
その作家こと「つもりん」が、
実はカントクとただならぬ関係で・・・ってことで、
話が一気に動きまくり。
当初からいい関係なふがちゃんとソムリエは、
変態度は最強ながらも着実に進展してるというのに、
他の面々が相当に複雑な関係になってきました。
普段は海雄と先生も距離が縮まってきてるのを感じられるのが、
海雄がつもりんの熱狂的すぎるファンであるがためにバランスは一気に崩壊。
五人が入り混じった恋愛事情を繰り広げる中で、
明かされたカントクの本心、
いつもの早とちりではなくて率直に知ってしまったひおたん。
凄まじくヤバい状況になったところで次回に続く寸止めプレイとは・・・
全員の心情が揺れ動いて胸が締め付けられる思いです。
次回はデレるカントクとか女子力アップした先生とか見られるのかなー。