憧れのあの人は変態だった!? 『私のぱんつが狙われていた』

  • タイトル:私のぱんつが狙われていた
  • サークル:きらず

学校一のイケメン男子の新田君から告白を受けた舞子さん。
しかしてその内容はパンツを要求されるという衝撃的なもので・・・

あまりにも変態的すぎる告白とラブコメを発端として、
以外なほどにドキリとくる後半の展開とで、
予想外の至上のラブコメを繰り広げた前作から数ヶ月。
同じシチュエーションで男女を入れ替えたまさかの新作が登場です。
前作も十分すぎるほどの変態でしたが、
パンツを要求するのが男の方になったことで、
益々変態っぷりが増強されているような気すらしますね。
あまりの露骨すぎる変態っぷりに困惑しつつも、
やっぱり憧れの好きな人だからと二面性で悩む舞子さんの姿が可愛い。
後半は前作同様の急展開を迎えることとなり、
一気に話が収束に向かってゆく動きには、
今回も前作同様にドキリとさせられること請け合いです。
まぁイケメンなら変態でも許されるという
世知辛さも味わえますけどもね・・・


男女入れ替わっても変態っぷりと至上のラブコメっぷりは変わらず。
むしろ強化されてるんじゃないかと思うくらいだったりするのですが、
普通に考えればドン引きされること間違いない変態キャラが、
しっかりとラブコメとして機能するとやっぱり楽しいですね。
衝撃の告白から始まり、
デートもすれば期待には応えたいけど変態であることに悩み、
学校一のモテ男であるが故の胸に痛いシーンを隔てて
真の愛情を知って結ばれるに至ると、
起承転結もはっきりしているので、
最後まで飽きが来ることなく一気に読み切りました。
前作では結局最後までパンツを渡すことは無かったのに対して、
今回は本当にパンツを渡してしまったりとか、
終盤の展開も対照的なところが面白いところ。

うん、こんないい娘のパンツなら確かに欲しい・・・