キスするキスするときキスすれば 『7時間目の音符』 1巻

7時間目の音符(ノート) (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

7時間目の音符(ノート) (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

吹奏楽部に所属する少年葉平は、先輩にして部長のあずみさんと交際中。
両思いなれど、互いの挙動は未だぎこちなく・・・
さあ、やって来ました最高のイチャラブ&至高のニヤラブタイム。

既に表紙の赤面しているあずみさんの時点からし
悶絶必至の破壊力の高さが窺えるのですが、
中身は当然のごとく転げ回れるシーンでいっぱいです。
本作を読む場合、布団の上で読むことを推奨します。
しかもできるだけ広い方がいい。
一畳なんて言わずに、部屋一杯布団を敷き詰めるのも良し。
そうすれば思う存分転げ回ることができますからね。
布団を敷いたら我が身を車輪の如く、柔道の前転受け身を取るが如く、
さあ、思う存分転げ回るがいい。
と、我を忘れてドリームワールドに突入できてしまうほどの破壊力十分です。
一部店舗特典では11月11日発売に因んでポッキーゲームまでしてるし。

愛しくて、ただ愛しくて愛しくて。
シチュエーション豊富ながらもこの手のジャンルでは意外と少ないキスシーンも、
非常に高い比率で含有されているのがまた強力。

ぁーもう!
言葉で何とも言い表せない気持ちになりますよまったく。
そろそろこの手の作品には、ニヤラブ指数とか数値化されてもいいくらいだと思うんだ。
赤面シーンとか、キスシーン、笑顔に怒り顔に、
あらゆるニヤリとできるところにポイントを割り振っていって。
どこぞの戦闘力みたいに測定してみたくなってきますね。
単位はNL(ニヤラブ)で。
のっけから数値が振り切れすぎてスカウターが壊れそうですが・・・


リア充カップルには二通りの組み合わせが存在する。
一つは『爆発しろ』と言いたくなる妬ましさを覚えるもの。
一つは『いいぞもっとやれ』と見ているこっちがごちそうさまなもの。
本作がどちらに該当するかと言うと、ぶっちゃけ両方です。
部活の中でも完全に公認の仲状態で、
部員たちの前でも無意識のうちに見せ付けるかのようになっていて、
周りからニヤニヤの視線で愛でられる。
羨ましいがもっと見せてくれ!
これはあれですね、小学校とかの頃に、
クラスメイトの誰かが好きな人ができただの何だので話題になって、
二人でいるところを『ヒューヒューッ』って捲くし立てたくなるあの気持ちに似てます。
だって部員の目の前で葉平にネクタイ付けてあげるとか、
完全に夫婦のそれじゃないですかー!

当然二人っきりになればニヤニヤ指数は更に急上昇。
特にキスシーンの破壊力はもはや災害レベルです。
毎回構図はそこまで極端に変わっているってものではないのに、
そこまでの持って行き方がとにかくヤバいですね。
ネクタイを締めてもらった流れでそのまま、
失敗して歯をぶつけてしまってリテイクで、
人前だからと一回跳ね除けてからの不意打ちで頬に、
そしてオーソドックスに。

自然な流れがことごとく神懸かってます。
(羨ましくて)くやしいっ!でもっ!(もっと見せ付けて!)ビクンビクンッ
となってしまうこと請け合いです。


先輩っぽくない先輩の彼女っていいよね。
当時は姉貴とよく喧嘩してたこともあって、
あまり年上属性ってものは持ってなかったりするんだけど、
あずみさんならむしろハイよろこんで!
表紙とか中扉ではネクタイをしているのに、
本編一話目ではリボンタイをしていたりするのですが、
このネクタイ、実は葉平のだったりするんですよねこれが。
恥ずかしがりなのに彼氏のネクタイを常時装着しちゃうあずみさん可愛いよ。
ネクタイをしていることがイコール好きってことの意思表示だし、
ぁーもう!
やるせない気持ちで思わず壁殴り代行始めそうになっちゃうわ!
文化祭企画でのセーラー服姿もまた麗しい。

と、全てが魅力的すぎて語りだすと止まらなくなってしまうのですが、
そんな中でもあずみさんのベスト3なシーンを挙げてみると、

  • 3位:学ラン着用シーン


葉平の着ていた学ランを思わず着てみて温もりを感じていたら、
先生が入ってきて脱ぐにも脱げずに硬直して赤面の素晴らしさ。

  • 2位:ネクタイキスシーン


わざわざ葉平にネクタイを付けてもらって、
ちょうど付けたところで不意打ちキスは反則レベルです。

  • 1位:髪型褒められて赤面シーン


別れ際に耳元で囁かれた時間差で赤くなる場面は悶死確定。
しかも後ろから抱きとめてくる追い討ち付き。
この回は黒スト着用なのも技術点として加算されてこの位置に。
ぁーもう!