年明け最初の湯けむり旅情〜桜田門と紫水晶とイカちゃんとハワイアン・真章

つい先日、仕事が空き状態で何だったので、
二日ほど休みを取って軽く旅行に行ってきたわけですが、そのときのことなどを。
行く場所は宿がいわきってこともあり、かなり近い場所であるために
出発も朝9時ごろとかなりのんびりめに。
さっさと高速に乗り込んでひとまず降りるは水戸。
去年の3月に水戸コミケに来た以来だなぁ。
別に市街地に行くわけではないのですが、立ち寄ったのが千波公園。
何の用があったかと言うと、幕末頃の歴史が好きな人であれば、
そうでなくても日本史としての大事件として知られる桜田門外の変
今で言うなら、国会前で菅が暗殺されるようなものですからねぇ・・・
昨年秋から劇場版が上映されていたそうで、その襲撃シーンで使われたセットが公開されているとか。
セット自体は一年ほど前には完成していて、2月とかに撮影していたってことは、
水戸コミケの時点で既に存在してたんですね。
偕楽園の反対側からじゃ全然気付かなかったわ。
ちなみにこのセット、今年の3月末までの限定公開とのことなので、
近隣の歴史好きは行ってみるのも一興かもしれません。


桜田門

割と日陰だったからか、数日前に降った雪がかなり残ってます。


門の外から見る襲撃現場。

本物の雪と比べるとかなり色が違うのだけれど、
それに近付ける為に特殊な石を使用しているのだとか。
実際の撮影時は本当に雪が降ってきたみたいですけどね。


桜田門外側。

このあたりは皇居に現存してますから、割と馴染み深い?
堀の池は半分凍ってます。


撮影に使用された衣装。

劇中で井伊直弼を斬首した返り血の血糊で赤く染まってます。


彦根藩の門。

この中はセット建設から撮影後の地域イベントに至るまでが写真で紹介されてました。
コスプレフェスティバルでBASARAの前田慶次竹中半兵衛のコスした写真はどうかと思ったけど。


忠臣蔵でもお馴染み松の廊下。

話は違うけど、やっぱ殿中でござると言ってしまうのは性か。


廊下から見る石庭。

ちゃんとそれっぽく作ってるあたりにこだわりが。


そんなこんなでかなりがっつり見た後にセットを出て見やるは千波湖対岸。
嗚呼、水戸コミケで並んだ蛇腹状のタワーとか京成デパートが見える。

そして湖畔には間欠泉のごとく点を突く噴水が。

こないだ来た時はこんなん見る余裕もなかったなー。


と、水戸を後にして、あとはひたすら六号線を北上。

途中海を見てみたり、大津港付近の直送店で魚介類を見たり買ったりしつついわきに到着。

いわきと言うとハワイアンが有名なところではありますが、
今回の宿、そのハワイアンが真正面と言う凄まじい立地・・・
建設中の建物で隠れてしまいましたが、それがないと直営ホテルとか丸見えだったからなー。
チェックインして当然の如くさっそく風呂場へ。
消毒する関係上、塩素系洗浄剤が使用されていたためか、
一部浴槽でプールみたいな臭いがしたのはちと残念なところではありましたかね。
湯が湧き出してくるところに本物のアメジストを使ってたりする、
温泉とパワーストーン効果と合わさった文字通りの癒しの湯なんてのもありましたけど。

風呂上りは当然ビールで一杯。
肴は先刻直送店で買ったゲソ揚げ。

すごく・・・大きいじゃなイカ
本当にデカかったので、帰宅後に切り分けて食卓に並ぶことになりました。
そしてお待ちかねの夕食タイム。

『舌鼓の宿』と銘打ってるだけあって、豪華ですね。
アンコウ鍋にはじまり、カニとアワビとオマール海老と・・・
よくもまあこれだけ揃って一泊一万で済むもんだ。
カニはさすがに食うのが面倒だったけど、2月に行く予定の能登ではどうなんだろう。
朝も朝で久しぶりにバイキングじゃないちゃんとした朝食。

鍋で煮込んで作る茶碗蒸しが美味かった。
しかしこれだけおかずがあるとご飯が実に進むこと。
宿を後にしてからは阿弥陀堂を少し見てみたり、
港まで行って観光センターを冷やかしたりして帰宅。

さすがに帰りはずっと高速だったから実に早い。
結局午後一くらいで帰ってきちゃいましたねぇ。
そんな昼下がりからひたすらにアザナエルをプレイして午後を過ごした帰宅後だったのでした。