石垣島探訪記一日目〜地下に眠る謎の変な生き物の形をした物体の正体とは如何に!?

早いものであれから一週間。
先週の今頃は遥か南西の彼方にいた頃ですよ。
そんなわけで、小出しに当日のことを振り返ってみることとしましょう。
ぃゃ、総撮影枚数がとんでもないことになってるので、
むしろ分割しなきゃ無理なので。


来るは5月22日の土曜日。
その日はAngel Beatsを見て何だとやって寝た時間は遅いものの、
起床したのはおおよそ8時くらいだったでしょうか。
朝食を済ませて手荷物をまとめ、あとは出発まで適当にネットをし。
ここで一回PCの電源付けておかないと
いざ出るってときになってから付けると時間ロスしますからね。
PCはそのままスタンバイモードのまま放置して荒川の予約待機状態にて出発。
およそ羽田までは車で一時間半弱ってところでしょうか。
流れが順調なら。
と言うのも、四つ木あたりから首都高が渋滞で前に進みやしない。
時間そのものは相当余裕を持たせて来ているので、
間に合わなくなるってことはまずあり得ないとは言っても
渋滞に巻き込まれることは気持ちのいいものではありません。
結局葛西まで継続していたけど、渋滞の車はほぼ全てが浦安方面へ・・・
貴様ら!全員ディズニーか!
確かに土曜ですけどねー。
こんだけの人が押しかけると園内の壮絶さは考えるだけでも怖い怖い。
姉貴が結婚してからは行ってないけど、
その前に家族で何回か行った時は全部仕事の休みを取って平日に行ってたからなぁ。
と、高速が再び流れるようになってより間もなく。
何だか聞き覚えと見覚えのある地名・新木場。
あれ?もしかしてこのルートって?
間もなくそれは間違いではなかったことが判明します。
有明じゃないか。
コミケでもなんでもないし、イベントもないけど
あの逆三角形を見ただけでテンション上がるのは最早宿命です。
そうして羽田へ到着・・・ではなくて一旦通過して川崎へ。
駐車場の場所が川崎でして、ここから送迎バスに乗って羽田まで移動です。
今度こそ羽田に到着し、これから三日間がいよいよ始まるんだと胸が高鳴ります。


空港では所定の集合位置にて添乗員が来るまで待機。
ぁー何だかそれっぽいのが来たと思うもそれは同ツアーの別グループ担当。
肝心の担当はまだ来ていないのでもうしばし待ってから待ち人来る。
早速受付と航空券の受け取りをして説明を受け。
乗る便がいつだとか、搭乗口がどこだとか、荷物を預けるなら云々とか。
長い説明が終わって確認するも、券が一人分足りない。
ぉぃぉぃ何の冗談だぜ?
すぐさま切り替えして確認してもらおうとするも、
当の添乗員はちょっと待ってくださいと我々を待たせ、次の人へ対しての説明を開始。
それが何グループ分続いたでしょうかね。
恐らくその場にいた全員が思っていたことでしょう。
『どうせ聞こえてるんだから一グループごとに説明しなくていいよ効率悪い』と。
案の定、外人の男性と来ていたおぜうさんによってそれは放たれました。
まとめて一回説明してくれればいいですよと。
ですよねー。
早々に話が終わった人ならさっさと搭乗口まで行ってしまえばいいものの、
まだ受け取ってない人にとっても、
我々のように問い合わせなければならないことがある人にとっても、
いい加減にせぇ!となる頃合でしたから。
まぁこれはこれで効率って観点で職場での朝礼フリートークのネタになるからいいか・・・


そうして何とか人数分の航空券を受け取ってゲートの中へ。
これから乗り込むこととなる飛行機を見据えつつ、
空弁と万かつサンド、そしてビールで昼食を摂り、しばし待機。

ちょっと時間があるので売店などを色々と見て回ると本屋発見。
前日売りとかはしてなかったから当日発売分のやつがないかなーなんて。
特にガスマスクガールとか。
結果的にはさすがにこんな場所にアライブ系が置いてあるわけもなく。
強いて言うなれば禁書の最新刊は出てましたねってくらいですか。
まぁ何冊か持参はしてきてるし、これ以上は荷物のキャパもないからってことで購入は特にせず。
そうこうしているうちについに搭乗時間となり、
およそ1年半ぶりくらいとなる飛行機へと乗り込みです。
最後に乗ったのって確か一昨年の九月に
某ファンタジア氏がまだ神戸にいたところへ遊びに行った以来ですからね。
氏においては色々と大変な状況でしょうが、
そのうち関東に来るような事があればその時に。
いよいよ離陸を迎え、およそ二時間かけて那覇まで移動を開始。
時間はあるから何か潰すものがないとねー。
最初は昼食後に親父殿がこっそり買ってきていたハイボールを共に飲み。
昼過ぎてそれほどでもない時間帯であるにも拘らず、
もう自分は今日運転する必要がないからと自重せずに飲む、
自分も最初から運転なんかしないから飲む、
これがマイファミリークオリティ。
飲み終わってもまだ時間は十分にある。
ならば持って来た本の読書でもしますかーと読書タイムに入ります。
と、その行動自体は普通でしょう。
問題があるとすれば、読んでいた本がかってに改蔵だったことくらいで。
空の上からスカイ改蔵、二度と成立することはない技でしょうね。
尤も、先刻いた外人のあんちゃんはノートPC取り出してゲームやってましたが。
そうしているうちに那覇へと到着し、休憩する間もなく移動開始。
すぐさま次の飛行機へと乗り込み、今度は目的地である石垣島へと一直線。
前置きは長くなったものの、合わせてフライト時間約3時間、東京から距離にして約2000km。
西に150kmも行けば台湾と言う本当に西の果てにある石垣島へと到着いたしました。
到着したのはいいのだけれど、出迎え口にあった看板が異様にキモい件。


到着した時点で既に夕方近いものですから、スケジュールは後が詰まってます。
これまた休憩する時間もなくバスへと乗り込んで移動開始。
向かうは一日目の観光地兼夕食会場となる鍾乳洞。
(鍾乳洞の中で食事するわけではないのであしからず)
現地の気温もそうですが、こういう看板とか見て、
やっと今自分が石垣島まで来てるんだなってことを実感できました。

門の造りに至るまでそれっぽいのはさすが沖縄と言いましょうか。

で、この門のすぐ脇にあったのが
かつてきんさんぎんさんがやって来た際に植えられたガジュマルだそうで。

ガジュマル!ピッコロ!ポーロリー。
ぃゃ、今のは気にしない方向で。
それにしてもお二方とも亡くなってからもう10年か・・・
時の流れってものは早いものです。
当のこの樹、実は植えられて15年弱しか経っていないそうなのですが、
それでこの大きさってんだから成長力が凄まじい。
ってことで案内人に導かれて鍾乳洞の中へ。
外とはうって変わって別世界が広がってました。

こういうのが自然にできる年月を考えると、人間の歴史の何と短いことか。

フリー行動になってからは一本道となっている順路を先へと進むのですが、
何やら照明とはまた異なる光が。
どうやら洞窟イルミネーションと言う奴らしく、
言葉で表すのが難しいような幻想的な光景でした。

ラピュタでポムじいさんが見せてくれた飛行石の廃坑みたいです。

はいそこ、エレクトリカルパレードとか言わない。
時には開けた空間が待ち受けていたり、

何かの触手のように石筍ができていたり、

身を屈めないと天井に頭をぶつけてしまいそうな狭所もあったりと、

この洞窟そのものが生きているって感じですね。
先へ進んでいると何やら奇怪な形の鍾乳石が見えてきます。

そして後ろを振り返ると・・・

ギャッ!
ここの鍾乳洞の名物の一つで、見た目の通り通称『トトロ』。
一見すると人工物のように見えなくもないけれど、これも自然にできたもの。
これがまた一万年と二千年ほど愛した後は形が変わってしまうのかもしれませんがね。
でも人が生きているうちは間違いなくこの形で見られることでしょう。
それにしても上を見ても下を見てもすごいこと。

刺さりそうですよね。
よくある洞窟面とかで上から落ちてくる石とか。
出口を目の前にして最後に広がる大空間。

このあたりとか、上をよく見てみるとちらちらと
何か糸みたいなものが垂れ下がってるんですねこれが。
実は先刻のガジュマルの根が石の合間を縫って伸びてきてるんだとか。
さすが忍者ガジュマル君。
(ボケの基本は天丼ですよ)
でもこの成長速度と相まって某シマネキ草とか思い出したりなんかもね。
ようやく外に出てきましたが、本当に中も外もダンジョンでした。

と言うか入り口の感じが既にダンジョンだった件。
古代遺跡に入るような雰囲気が漂ってましたよ。
今から一年ほど前に行ったどこぞの採石場は本当に古代遺跡みたいでしたが。


鍾乳洞を出てすぐさま夕食タイム。

この日は石垣牛の焼肉をメインとした比較的素朴な小皿。
全体の日程を通して言えたことだけど、
もずくはそのへんのスーパーで売ってるような代物とは明らかに質が違いました。
ぬるっとした感じとかもっとじゅんさいみたいだったとかね。
肉分はラフテーがあったので補えたし。
そして食事も終わり、軽く土産を見たりして時間となり外へ。
建物の雰囲気とかやっぱり沖縄っぽいですね。

そしてバスに乗ること間もなく宿へと到着。
この時点で既に20時となっていましたから、
風呂に入って汗を流し、適当に一冊読んでのんびりしたらそのまま就寝してしまいました。
それにしても夜中とは言ってもさすがに暑い。
結局暑さで目が覚めてエアコン入れなおしたりなんかしてました。


と、一日目からして異様に濃密だった今回。
こんなのがあと二日分も残ってます。
次回!水牛車とリアルジャングルクルーズで行く西表島・二日目編へと続く!