ディーふらぐ！ 2巻

ディーふらぐ!2 (MFコミックス アライブシリーズ)

ツンデレ部長の乳無双。

不良グループ転じてゲーム製作部に入部させられて騒動に巻き込まれまくる本作。
本当に一言で表すには何とも形容し難いものがありますが、
2巻目でもその無茶苦茶ぶりは健在でした。
考えるな、感じろ、そしてエロ本ハンターとなるんだ！

わけがわからない？仕様だ！そういうものなんだ！
高尾部長の胸ネタに始まり、ゲームをプレイしたかと思えば、高尾部長の胸ネタに。
きょぬーって・・・すごいんですね・・・
今回は件のゲーム製作部の正式名称も決定し、これからなお活動の勢いは増すばかり？
その名前が相当アレですが。
同じようなネーミングだと、かつて『新体操(仮)』と言うタイトルのエロゲがありましてー。
って、まさか本当にネタの出所じゃないところを願います。

今回完全に主役級に活躍しまくっていたのが高尾部長。
いろんな意味で風間以上に巻き込まれ体質な上にツンデレ全開。
何か出番の半分くらいはキレてる気がするのですが、

マイペースを通り越して傍若無人なゲーム部面子相手によく付き合いきれてますよね。
反面、デレたときの台詞がえらく決まってます。

こういうギャグ作品じゃなくて、普通にスポコン系でのヒロインとしてもいけそうです。
更には唯一と思われるきょぬーキャラ。
ひんぬーはステータスであると言う先人の名言がありますが、
言うなればきょぬーは正義。
まさにジャスティス。
でも何よりも不憫なのが、完全に準レギュラー化しているにも関わらず、
未だに下の名前は不明なこと。
きっと最後の最後までフルネームが判明することはないんだろうなぁ・・・

たまーにゲーム部としての活動をやってるなと思いきや、
気が付けば学園制覇学園バトルものの片鱗を見せてきたりと油断なりません。
うん、名だたるメンツ多すぎですこの学校。
ゲーム部面子も一応全員属性持ちだし、
下手すると学園の生徒大半が二つ名持ってるんじゃないでしょうか。
1巻に名前だけ、しかも1コマしか出ていなかったと言う、
どう考えてもその場限りのモブキャラだと思われていた
『魔の十四楽団』が本当に出てきてしまいました。
吹奏楽部じゃなくて音ゲ集団でしたね。
となると、俄然登場を期待してしまうのがほぼ同格扱いの『二人ブラザーズ』です。

ぃゃ、強そうとかってレベルじゃなくて、北斗神拳伝承者かあんたら！？
そしてこんな連中すら足元に及ばない裏番長的存在、『最強の闇』とは・・・

って、お前か！
瞬間袋被せ・・・それはあまりに瞬時の出来事により、
視界を遮ると同時に急速なる閉塞感によって多大なる精神ストレスを与える攻撃である・・・
と某民明房書刊で解説されたりはしませんのであしからず。