夏のあらし! 4巻
- 作者: 小林尽
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2008/11/27
- メディア: コミック
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アニメ化が決定したことで益々盛り上がりを見せる4巻目。
これまでは比較的シリアスめの展開が多かったのに対して
ひと段落着いたこともあって全体的にコメディータッチと雰囲気が一変してました。
その中でも特にやよゐと潤に焦点が当たっていてその面からしてもこれまでとはちょっと違いますね。
それぞれのキャラクターについて掘り下げていくために必要なファクターでもありますし。
やよゐは自分のパートナーを見つけて意外とパワフルなところを見せたり、
加奈子はこれまでのキャラからは想像も付かないような少女趣味を持ってる一面を明かし、
潤は姉妹喧嘩をしたりあらしに正体がバレてしまったり。
このままこういうタッチの展開の作品となっていくのか
また本編としてシリアスな展開になるのかはわかりませんが
実際生活の何から何までシリアスなんてこともありえないし
こういった展開がメインとなっていっても十分ありではなかろうかと。
スクランでは最後はまとめるところまとめてたけどこっちもそんな風になるのかな。
やよゐは薄幸のヒロインタイプだと思っていたのが一変しましたね。
と言うかすごい天然ですなこれは。
はじめて通じた相手は一だったけど今回はマスターと飛ぶわ新たに見つけたパートナーと飛ぶわ。
このパートナーと言うのが実は・・・
意外すぎる相手にはとにかくびっくりなのですよ。
全員で海へ遊びに行くことになってもやはり騒動は付いて回ります。
一つ屋根の下で宿泊するってことで潤に性別バレの危機が。
完全に男だと思ってるから一が一切容赦ないですからね。
男同士の男子校ノリってこんな感じだけどだからこそ男装してる自分が
そういう扱いされることに憤りを感じるジレンマ。
それにしても髪下ろしただけで随分と雰囲気変わるなぁ。
とうとうあらしにはバレてしまったけど一体いつまで隠し通せるかですね。
男装だったのを知った時のあらしのボケは素敵すぎました。
それはどこの呪泉郷だと。
全体的に出番は少なめだったけどカヤさんも意外なリアクションとか苦手なモノが発覚したりと出れば毎回目立ってますね。
かわいい水着を薦められた時の表情は忘れない。