エンバーミング 1巻
エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― 1 (ジャンプコミックス)
- 作者: 和月伸宏
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/09/04
- メディア: コミック
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ジャンプSQの目玉として開始された本作。
前作の武装錬金と比べると完全シリアスのひたすらにハードな世界が展開されます。
もともと読み切り作品だったわけですが1話の扉絵からしてその頃のキャラたちが出ていますから
後々どういう形で本編に出てきて絡んでくるのかが気になるところです。
人造人間(フランケンシュタイン)に親を殺されて復讐のために生きる身。
最も忌むべき存在を狩るために自分自身が忌むべき存在となってしまった皮肉。
果たしてこの復讐劇の行き着く先はどうなるのでしょうか。
今回は世界観が比較的ダークな方へ向いているからか、
まだヒロインらしいヒロインも出てきていませんね。
エーデルは考えないこととして・・・
一番最後に少しだけ出てくるエルムがどっちかと言うとそうなるのかな。
何しろ一番最初に出てきたドクター。
和月作品において本当にこれまでにないタイプの存在です。
大人の女性って点ではるろ剣の恵とか巴がいたけど全く違うキャラだし。
と言うかその格好。
下着(しかも黒)に白衣のとんでもない組み合わせ。
そりゃあ誰が見たってその筋に思われるってもんです。
斗貴子さんなんて水着でへそ出しが限界だったのに開幕からへそ全開ですよ。
さてこの間に一体なにが起こったのか。
一応格好いい系でもあるからこれまで出してきたキャラの特徴を組み替えて出てきた新境地ですかね。
物語の序幕としては悲しい結末を迎えることになるエーデルですが
何か武装錬金のまひろっぽい感じを受けるんですね。
この1巻全体を言うなれば武装錬金1話をバッドエンドにしたような流れかな。
共通している点もいくつかありますし。