鬼燈の島 1巻

嘘で塗り固められた隔離された島の秘密。


先日紹介もしたDoubtと同時にスクエニから出たスリラーコミックフェアのもう一本。
学校の土地全体、広域には一つの島が丸々隔離された状態の中で起こる悲劇。
誰もが誰も何かしらの嘘をついていて語られる出来事は果たして真実なのか嘘なのか。
はっきりしているのは子供は大人に感付かれたら殺される。
そうして最低でも3人は殺されていて・・・
化物がいるでもない、絶望的な極限状態であるでもない、
一見すると何気ない田舎の学校生活と思わせて紙一重で潜む殺意。
どっちかと言うとシチュエーション系で怖さを見せるパターンですかね。
ちょっと緊迫感があるようでないようでな感じがしないでもないですが。


嘘の中に隠された数多の謎。
学校の中にあった狂気に溢れた部屋。
島そのものに何があるのか、何故学校で紙一重の隠れ蓑を利用する必要があったのか。
殺された子供の死体はどうなったのか。
度々出てくる幽霊の正体は何者なのか。
もっと真実が判明してくるにつれて楽しみが増してくるのかな。