メガロマニア 2巻

メガロマニア 2 (ガンガンコミックス)

メガロマニア 2 (ガンガンコミックス)

その切り裂き魔、変態につき。


変わらず続く種族差別の厳しい風当たりにもめげず、『まじりもの』は今日も奮闘する。
差別という根本的なテーマがありますがそれはさておきさすがは刑事もの。
今回もまた様々なケースの事件が発生します。
1巻では人身売買、麻薬取引、銀行強盗と言った事件が名を連ね、
今回は脱走する野生生物、売人たちからの引き抜き交渉、そして切り裂き魔による通り魔事件。
現実ではケースごとに管轄が違うものだけどあんな事件もこんな事件も見てみたいって場合にはいいですね。


何やら拾ってきたタヌキやらアライグマやらと戯れていたら
街で起こる暴れまわる脱走した巨大生物。
これもまたタヌキかアライグマかわからない風貌で・・・
まさかこの巨大なのは親で子供を捜して!?
全然無関係でした・・・
そんな都合よくいかんもんですよね現実は。
で、この巨大タヌキが車を破壊する直前にいる人ってストⅢのダッドリーですか?


今回はデビュー作も同時収録されていてやはり獣人、機人と言った類が映えるよなぁ。
このデビュー作含めコメント欄で作者本人も言っているけれどハゲたおっさんの登場率は異常。
もともとの本編でも課長はハゲだし切り裂き魔の出身孤児院の神父もハゲ、
そしてデビュー作の主人公の一人もこれまたハゲ。
世を照らす灯りとなると考えておきましょう。
ついでにカバー下は・・・見事なまでのふんどし祭りでした。