地獄少女 7巻

地獄少女(7) (講談社コミックスなかよし)

地獄少女(7) (講談社コミックスなかよし)

あいさん受難の章。


普段はいつも相手を地獄に流す時点で無敵っぷりを発揮してるお嬢が今回はいろんな意味で受難が。
聞き分けのない依頼者にビンタされたり
権限を用いて好き放題やっている男に呼び出されたところを捕まってナイフで頬を切られたり。
いつもは渡して終わりだし基本依頼者との一対一で相手は切に願ったからこそのものだったからこういうケースはなかったけど
糸さえ引かれなきゃ実は何もできないと意外な弱点が発覚?
無敵ではないけど不死身ではありそうだけどはてさて。
その分引かれた後の報復がいつもよりエグいのが出てきたなぁ・・・
おまけ4コマでもネタにされてますが。


今回の番外編では骨女の過去が明らかに。
人柱にされて愛した男の手によって埋められたあい、
元は刀という人殺しの道具でありながら命を粗末にして欲しくないと願った一目蓮。
骨女はあいに負けず劣らず悲惨な人生を送っていました。
愛した男に裏切られて借金のかたに売り飛ばされて遊女へと身を落とし、
その先でも共に逃亡しようとした相手に裏切られて密告、斬り捨て御免で命を落とし。
自分がそんな境遇だった故に似た境遇の女は黙って見過ごすわけにはいかないと。
やはり自分と似た境遇のものというのはある種の親近感が沸くものなのでしょうか。


結局今回全く出番のなかった輪入道
次はこのじいさんの過去が明らかになるらしいですよ?