怪異いかさま博覧亭 2巻
怪異いかさま博覧亭 2巻 (IDコミックス REXコミックス)
- 作者: 小竹田貴弘
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/03/08
- メディア: コミック
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ごく自然に溶け込んでいる妖怪も妙であるならばそれ以上に人は妙。
新キャラにゲストキャラに共に出るのは妙なくせのある連中ばかり、両国の町は今日も平和なのでした。
けっこう1巻のときに1話だけとか少しだけ出てきたものが関わってメインになった話もあれば
八手の怖いもの克服奮闘記な話もあり、さらにはショートエピソード集もあり。
基本ギャグだけどたまーに入る真面目な展開ってのが緩衝材として利いてます。
今回新たな性癖への旅立ちを果たした手長の旦那と河童ブラザーズに幸あれ。
それにしてもそろそろ八手は忍者だってことを忘れそうになってきたぞ。
触手プレイの餌食になりかけたりドジっ娘からダメっ娘にクラスチェンジしてたり。
完全に怖がりのぽんこつさん担当になってきた?
これでも(棒)手裏剣の腕は確かなのに。
とにかく自重しない河童ブラザーズがたった2話でとんでもないインパクトを残していきました。
片やフレンドリーな性格で足がつって文字通り川に流される本物の河童の河太郎さん、
片や見たまんま伴天連ないわゆる変なガイジンそのものの河次郎(自称)。
子供を追い掛け回して捕らえられて尋問で新しい性癖へ目覚めそうになり
何故か帰国に河太郎さんまで付いていっちゃって揃ってシンクロナイズドスイミングで一発当ててたり。
いかん・・・河童に変なイメージを植え付けられる・・・
ひんぬー絵師こと蓮花の描いた珍奇な七福神はちょっと枕に敷いてみたいような気も。
何気にREXって粒揃いのいい作品が多いから侮れません。