超超超大魔法峠

最凶王家の脅威、星をも越える。


1年半ぶりとなる凶悪魔法少女(?)シリーズも4巻目に突入。
毎度の事ながらぱっと見で騙されてしまいそうな表紙ですが裏表紙にカバー下ではその実態が明らかに。
鉄子の両親やぷにえの祖母が登場したりアトランティス帝国を滅ぼしたり
金星人と戦争おっぱじめたり鉄子魔法少女になってしまったりと相変わらずのテンションとカオス度。
最近はすっかりやられ役とリアクション担当になってたパヤたんがメインの回は
本当はちゃんと強いんでっせって所を見せつけた渋い展開ですし、
一転してぷにえがあわや結婚なんて展開まで出てきて当然破談になって宇宙戦争に勃発。
展開の幅広さはいいのですがちょっと物足りなかったのが関節技シーンが少なかったところでしょうか。


鉄子両親は娘が鉄オタならば父はもっと強烈なガチの人でした。
でも本業は寿司屋。
しかも名前が鉄郎と目照(メーテル)ですし。
到底メーテルとも程遠いおばちゃんでしたけどね。
ぷにえ祖母もさすがはあの凶悪女王エスメラルダの母だけあるなぁ・・・
本当に傍目で見ただけならちまっこい気のいいおばあちゃんみたいなのにその実態はやはり血筋は争えない。
白雪姫をぶっ殺そうとしたとか眠り姫を眠らせたとかいう逸話はあるしペットはケルベロスだし。
電車の中で迷惑な客を成敗するところはよくやった!ってとこですが。


今回の表紙にも出てますが巻を増すごとに普通に姉御が可愛くなってきてるから困る。
実は少女趣味だったことが発覚した上にこれまた痛い自作ポエムを作ってることまでばれて。
ぷにえの結婚式で涙を流すあたりどうこう言っても大きな存在として、
あれほど疎ましく思っててもいなくなるのはやっぱり寂しいというのか姉御がいいキャラしすぎです。