サイト開設してから約9ヶ月、感想を書いた単行本の数も200冊を超えたということで
一年の総締めくくりとして超主観的なベスト10を挙げてみようと思います。


10位:とある科学の超電磁砲

スピンオフとしての成功例。
普通に原作を知らなくても楽しめるし一つの別作品として読める点が印象的でした。
こういう能力があったらなぁという憧れを形にしたような作品。


9位:パプリカ

パプリカ?The dream?child? (シリウスKC)

パプリカ?The dream?child? (シリウスKC)

ゴスロリ地獄少女的な流れにおいて、
秘められた凄惨な過去や『夢』のシュールな描写が独特の世界観を構成していました。


8位:姫武将政宗伝ぼんたん!!

姫武将政宗伝ぼんたん!! 1 (バーズコミックス)

姫武将政宗伝ぼんたん!! 1 (バーズコミックス)

伊達政宗を女性化してみた。
歴史上の人物を女性化した作品の中でも特に印象が強かったです。
内容をおろそかにしないでちゃんとした歴史ものとして読める構成になっていたのが吉。


7位:ひろなex.

ひろなex. (1) (まんがタイムKRコミックス)

ひろなex. (1) (まんがタイムKRコミックス)

日常系作品の中でも随一。
レゲーネタが多かったりと80年代ファミコン世代としては思わずニヤリとくるところも多く、
リラックスして読める逸品。


6位:佃島パイレーツ

舞台が浅草に佃島と下町もんにはたまらないです。
改造屋形船のトンデモ機能のドタバタに豪腕元レスラーのパワフルな漢気。
こちとら江戸っ子、火事と喧嘩は江戸の華ってね。


5位:はっぴー腐女子

はっぴー腐女子

はっぴー腐女子

腐女子腐女子によるアンソロ集。
好きな作家陣が数多く参加していて実体験を元にしたリアルな話は
やはり漫画や同人に生きるオタという人種としては同意せざるを得ない点が多く、
好きな作家がより一層好きになれること請け合い。


4位:異国迷路のクロワーゼ

異国迷路のクロワーゼ 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-2)

異国迷路のクロワーゼ 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-2)

巴里を舞台にした日本人娘の頑張る様子の和洋折衷。
受けた恩は忘れず、約束は果たす。
異国の地で頑張る姿とその心の強さは世界共通で誰の心にも伝わるのですね。


3位:邪眼は月輪に飛ぶ

邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)

邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)

黒博物館スプリンガルド』も良かったけどより一層印象が強かったのがこちら。
ただの化物退治という枠にはまらない、それぞれの持つ『愛情』ってものが伝わってきて感動できること請け合い。
化物以上に恐ろしいのは人であるという点やマスコミを皮肉った点もあって
いろいろと考えさせてくれました。


2位:暴れん坊少納言

暴れん坊少納言1 (ガムコミックスプラス)

暴れん坊少納言1 (ガムコミックスプラス)

清少納言はけっこうトンデモな性格をしていたと言いますが、とにかく豪快で手が出る足が出る。
そんなストレートなキャラであったからこそ枕草子というストレートな心情を語った随筆ができたんだなーと。
文字通り『風流』な作品でこれで古典に興味を持つのもまた一つの風流かもしれません。


1位:BAMBOO BLADE

BAMBOO BLADE 7 (ヤングガンガンコミックス)

BAMBOO BLADE 7 (ヤングガンガンコミックス)

アニメ版も絶賛放送中の本作品。
時期的に旬であることもありますがもともと1巻の頃からずっと読んでましたがやはり面白いので一位にさせてもらいました。
最強のライバル候補も登場したことでゆるい部活動ノリの中にもスポ魂要素が盛り込まれてくるのかな。
タマちゃん可愛いよタマちゃん。
一番好きなのはさとりんの伝説的なドジっぷりですが今後も見逃せない展開です。


来年もよき作品と巡り会えますことを願い今年の締めくくりとします。