探偵綺譚
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: コミック
- 購入: 14人 クリック: 61回
- この商品を含むブログ (117件) を見る
現在それ町を連載中の石黒正数の約4年間分の集大成となる短編集。
- 探偵綺譚
この頃からそれ町を開始するにあたっての基本的プロットが構成されていて
歩鳥にしても紺にしても今とほとんどデザインが変わっておらず、
探偵マニアである設定にしても話の流れにしても一つの番外編としての形なんだなと。
- スイッチ
友情を取るか己の保身を取るか。
義理や人情などと言う言葉はもはや過去の遺物であるのか。
現実にこんなものがあったとしたら現代の若者は押す人続出なのかもしれない・・・
- 14歳 性の相談室
中学生ってのは本当にこういうぇっちな話題に食いつくよなぁ。
自分がこのくらいの歳の頃はギルガメを見てるクラスメイトの多さに驚愕したものです。
何でモザイク消しの方法知ってるんだとかその手の女優の名前知ってるんだとか。
- 気の抜けたビールで・・・
ベタな刑事ドラマの見すぎちゃうんかこいつらと思わせるいかにも的な刑事物語。
これでヨシオもハードボイルドへの道へと足を踏み入れてしまうことになるのか。
- カラクリ
お茶汲み人形に弓曳き童子にとからくり人形技術があれば人を作ることも可能なのか。
現代技術を発展させるには古来の技術へ一度回帰する必要があるのかもしれません。
- 血の連判状
「石黒短編集に成年マーク付ける気か」にしても地面に刺さらない手裏剣にしてもすごいグダグダなノリ。
傘連判状って本当に存在したものなんですねぇ。
- スペースレンジャー・ゴーファイブ
こうして見ると戦隊ものってある種の集団リンチでけっこう卑怯なのかも。
一応一人で戦ってる宇宙刑事ものとかの方が単体としての戦闘力は高いのかな。
このノリだときっとお約束で倒した怪人が巨大化しても商店街の建物全部が巨大ロボになりそうです。
- 修学旅行
呪いよりも何よりも一番怖いのはアジャ本人の顔そのものです。
- 薄暗い穴の底から
こうして新人類ってものが誕生して独自の文化を持つようになっていくのか。
脱出不可能な地底でも住めば都?
- 南国ピクシー・南国番長
ユバ様が南斗聖拳の殉星の人にしか見えない件。
北斗パロに見える中にもジョジョっぽい点もあり?
- 未発表ラクガキ集
シューーーーール