ブルーフォレスト物語 3日目〜うみねこのなく頃に〜

2泊3日の青森紀行も最終日。
行く場所的に時間を要するということで朝8時に宿をチェックアウトして出発。
今回拠点としていた宿は外観的にはこんなとこでした。

当初の予定では白神山地方面へ行く予定だったものの、距離があるということと、
帰りの新幹線の時刻までに盛岡まで戻れなかったら元も子もないということで岩手方面のコースへと変更。
まずは龍泉洞たる鍾乳洞を見に行こうということになったわけですが、
到着してみると本日中が増水しているため入れませんとのこと。
絶望した!岩手まできて入れなかったことに絶望した!
いつぞやの富士山近辺にある氷穴とかは常に入れるようなものだけど
中が水没して入れないのは問題外だし下手して落ちたりなんてした日には・・・
仕方なく次なる目的地は浄土ヶ浜
浜とは言っても思いっきりリアス式海岸なわけで海水浴場で云々というような場所ではありませんが。
到着してみるとちょうど遊覧船が出発する時刻に間に合い。
では乗ってみようとなりました。

まさにNice Boat
でもって周囲を見ると何か異様に鳥が多いわけですね。

それでいざ出航!となったとき異変は起きた。
船を取り囲むウミネコの集団。
あまりに速くてうまく捉えられなかったわけですがその中でも何とかなった光景。

それはヒッチコックの鳥とも言うべきか。
文字通りうみねこく頃に。

手を伸ばせば触れるほどの間近な距離まで接近してきたのもあったところを激写。

ウチらは出航ギリギリだったので鳥にあげる用のパンとかは買ってなかったため
他の人が下に落としたやつを拾ったりして試してみたり。
面白いように食いついてくるわけですね。
一回指噛まれましたが・・・
それでパンをあげようとするくせにいざ寄ってくると怖がって身じろぎする姉貴のリアクションがなかなかに滑稽でした。
この宮古浄土ヶ浜から盛岡駅まで約100km。
さすがに盛岡着いてからだと食事には中途半端だけど店がない・・・
とにかく一直線の道のりだからどっかにゃあるだろと突っ走って見つけたのがとあるそば屋。
頼んだのはそばじゃなくて穴子天重セットですが。

最も見ての通りちゃんとそばも付いてますし蕎麦湯もありましたのでそばを食ってないというわけでもなく。
こうして16時くらいに盛岡へ到着。
この日って市内で何か音楽祭でもやってたんですかね。
いたるところで路上ライブというか演奏をやってました。
帰りの新幹線の時刻まではまだ2時間以上。
まずは土産物店街を見て周り、それでも時間があるので駅にあったキリンシティでビールを一杯。
さすがにそれでネタは尽きたので待合室兼ドトールでしばし待機し若干の自由行動。

時間と相成ったので18:20発東京行きの八神もとい綾崎もといはやてで戻ってきました。

これで終わりかと思ったらとんでもない。
この新幹線にゃある意味罠が仕掛けられておりました。
まず飲んでとにかく騒ぎまくってるジジィどものやかましいこと。
ツアー添乗員にも「ねーちゃん、これの前はどこ行ったん?」とか聞いてましたし(ペルーだそうです)。
仙台では自分の座ってる目の前の席で座席ナンバーバッティングの現場を見ることとなりましたし。
何より酔って見境のなくなってるジジィが女性用便所から出てきて、
ウチももちろん「は?」と言った感じで見ていましたがそれ以上に訝しげな顔をしていたのがその次に入ることとなった女性。
そのジジィと入っていた中とをまるで汚物を見るかのような冷酷な顔・・・
当のやかましいジジィどもは大宮で降りていってそこからはしばし静かとなりましたが。
で、新幹線でこのルートを通ると言うことは・・・
行きは反対方向に座ってて見ることができなかったけど今度は出来るかっ!?
ぇーと、武蔵浦和を通過して戸田を通過して・・・そこで目を見張る!
新幹線社内から馬車道(戸田公園店)を補足!
一人で勝手に盛り上がってるうちに上野へ着いたので降りて食事をしてから帰りましたとさ。
そんな今回の3日間のうち、自腹を切って買ったもの。

鮭とばは酒のつまみとしてなのでまずはよし、栗羊羹も普通に食べてみたくなったのでそれもよし。
任侠沈没の単行本はわざわざ盛岡で買うものじゃないだろ自分・・・
ぃゃ2巻は持ってたけど1巻はどこに行っても見る影なくてはじめて書店で発見したため。