神様ドォルズ 1巻

神様ドォルズ 1 (サンデーGXコミックス)

神様ドォルズ 1 (サンデーGXコミックス)

遠隔操作案山子の必殺技はヘッドバッド。


ロリと巨乳が人形を使って魔方陣を描いて神様を呼び出す話。
などでは決してなくて、古代神話絡みのメカものっぽい現代伝奇もの。
ちょっとブラコン入ったおにゃのこが『神』と呼ばれる『案山子』を使って云々なお話。
大抵ロボものとかそういうのだといきなり主人公は天才的操縦資質を持ってて
初陣で敵のベテランをいきなり倒すとかありがちですが、
何がすごいってこの案山子の操縦がとにかく下手。
初登場時、エレベーターにつっかえるのを構わずにバックヘッドバッドでドア損傷。
戦闘に入ったと思ったらとりあえずぶん殴り、二の手はやっぱりヘッドバッド。
登場はデフォで地面から頭が出てきて、
高速から脱線して落ちてきたトラックを避けるためにここで再びヘッドバッド。
すごい神様もあったもんだというところでしょうか。


何か主人公そのものにもいろいろ設定があるらしく、以前は案山子の玖吼理を使ってたとか、
いきなり敵で出てきた阿機はそんな主人公を追って東京に来たとか
さらに他の知り合いがいたりさらにストーリー根底にある何かいろいろ知ってそうで。
一線は退いたけどもともと最強でした系のタイプになりますね。


とりあえず話の滑り出しとしての1巻ではとにかく操縦が下手な詩緒がブラコンっ気全開で出しつつ
ちょっとずつ操作に慣れていく話と言いましょうかね。
過去ではいろいろあってラスボス的に拘束してた阿機の他にも案山子使いが出てくるわ、
確執って何だとかそもそも敵同士なはずなのに阿機にファーストフード買い与えてるわと
普通に展開読めないです。
最終的に敵は自分たちのいた村そのものとかなりそうではあるのですが・・・


今のところは詩緒が操縦以外の点でも成長していく遍歴がうかがえてよきかな。
ぁ、ちなみに案山子の名前は玖吼理だけど決してグルグルとか使ったりはしませんのでー。
むしろヘッドバッド。