あいこら 8巻
- 作者: 井上和郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/06/18
- メディア: コミック
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ステキパーツを持つ一人の女性との出会いは一人の変態を大きく揺さぶった。
それと同時に本当の意味で周りにいる誰もを大切に思っているその心意気は通じた。
中盤で逮捕劇を巡る一波乱があったものの、次の回ではそんなものは知ったことかとさっそく新キャラ(2次元ヲタ)。
シリアスがたまにあって驚いたと思ってもやはりこの作品の根底は変態であったか・・・
でも確かにこの作品って出てくる人たちはみんな変態でどこかおかしかったりしますが
全員根底には確固たるポリシーを持っていて。
何も考えずにただ欲望の赴くままの様を描いているならばそれはキャラがチンパンジーであっても同じものになっていたでしょう。
みんな表ざたにはできない過去。少しずつ知っていくハチベエ。
確かに変態漫画ではあることには間違いない。
しかしその根底に眠る深い思いを窺い知ることができるか否か。
この境界線を越えたときあなたの中の想像図にいる変態は更なる変態へと昇華されることでしょう。