愛とおっぱゐは世界を救う!? 『ゴルフ13』 4巻
- 作者: 赤衣丸歩郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/17
- メディア: コミック
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そしてついに『神帝』が姿を表し・・・
色んな意味で最もゴルフらしくないゴルフ漫画だった本作も今回で完結。
一応スポーツとしてのゴルフもやるにはやっていたけれど、
実際は『ゴキゲンルンルンファンタジー』の略称でしたし、
最後まで実にアホでお色気溢れる展開満載でした。
今までもゴルフと言いながらバトル方面やお色気方面に突き抜けた作品はありましたが、
ハーレム的な意味では間違いなく最強だったのではないでしょうか。
何で最終決戦が地球規模にまでなってるんだよと。
凄まじいスケールにまで発展した終盤でしたが、
見事に大団円を迎えて実にいいハーレムエンドを見せてもらいましたよ。
むしろ、『このリア充め!』と思うこと請け合いです。
一人くらいくれよ・・・
ドMで実は一番変態なんじゃないかって気がするオリヴィアか、
前回の登場シーンに反して今回全くいいとこが無かった恵那さんか、
周りのヒロインに隠れて存在すら消えかけてた球太郎の妹の球子かを・・・
人類の命運よりも目の前の娘たちの幸せを!
存在は漂わせておきながら詳細が不明だったラスボス『神帝』。
とうとう出てきたと思ったら目的が人類滅亡とか、
どこぞの大魔王よろしくでっかく出てきましたね。
ゴルフクラブで世界を滅ぼすとかツッコミどころ満載すぎるのですが、
もうツッコんだら負けだと思ってる。
イギリスから日本までどうやったらショットが届くんだよ・・・
神帝じゃないにしても巨大隕石とか投げっ放しだったりするし、
このまま続いてたら本気でアルマゲドン的な展開になってたかも。
当の神帝自身、かなり過酷な運命を辿って来たが故の怨念を持ってたりするんですけどね。
僅か2ページあまりではあるにせよ、
本作でまさか拷問シーンを見ることになるとは思わなんだ。
このシーンだけ中世を舞台にした完全に別作品の世界になってるし、
少ないページながらにインパクトが強かったです。
量産型聖女を含めて神帝の正体が意外だったりする中、
ラスボスの怨念含めて全員救ってハーレムに加えてしまう球太郎半端ねぇ・・・
結局全てはおっぱゐのために!?
もうゴルフとか人類とか差し置いて、おっぱゐとハーレムこそが全てなんですよ。
敵も味方もとりあえずおっぱゐポロリしまくりで。
デカけりゃいいってもんじゃない、慎ましやかな方が好みな身にとっては、
きょぬーからひんぬーまで、あらゆる需要に応える仕様も嬉しいところ。
お色気ギャグとして実用性も含めて堪能いたしました。
聖女たちの想いを同調させて〜って、
妄想で全員恥ずかしい格好にさせた羞恥心でシンクロさせるとか
結果良くても方向性が間違えまくってるだろと。
普通のラブコメ展開としては某ときメモ的なシチュエーションで、
テンパりまくってスペイン語で告白かましたりとか、
本当に全てのシーンにおいて予想の斜め上いきまくりですね。
最終決戦の場でさえ、みんなの力を一つに!ってところまでは、
普通にバトル展開してたのに、そこは本作のノリですから、
力を合わせて出てきたものが・・・
空に映し出される巨大な下着姿のヒロインってどこまで羞恥プレイする気ですかぃ。
何か聖女全員色んな方向に暴走しまくってるし、ぃゃもう凄かった。
何が凄いって言葉にできないほどに凄かった。