五郎のアナザーワールド食べ歩き再び 『更に混沌のグルメ』

どこまでもマイペースなグルメ論を展開し続ける男・五郎。
再び色んな作品の世界にお邪魔をし・・・
孤独のグルメの五郎が様々な別作品の料理を食べ、
相変わらずのぶれないキャラを発揮していることで話題となった本シリーズ。
五郎が再び帰って来た!
と手放しで喜んでしまいますねこれは。
コラボる作品もネイチャージモンイカ娘のように、
舞台が比較的現実的なものもあったかと思えば、
幻想郷やポッケ村のように、明らかに現実離れした世界もありと、
タイトルに偽りなき混沌っぷりを発揮しています。
一部を除いて元ネタはグルメ作品じゃないけれども、
そういう作品に出てくる料理が美味そうに感じるのは、
いつどこでも変わらないものなのです。
プロセスはともかく、味は作中でも絶賛されてたイカ娘のイカスミパスタとか、
調理してる時点から楽しそうな雰囲気満載なアイルーの作る料理、
そしてあのトニオさんの料理と、どれも食べてみたいと思ったものばかりですからね。
どんな料理でも淡々と食って淡々とコメントするだけだったりするあたり、
世界が異世界だろうと何だろうと五郎は五郎だなぁ。
今度はどの作品の世界にお邪魔して何を食うのか楽しみでなりません。


全てに淡々としすぎてリアクションが無いことに逆に心配になってしまうほど、
一貫したマイペースさを崩すことが無い五郎。
地味にスペックの高さを色々と発揮しまくってるから困る。
トニオさんの料理を食べてリアクションが無いとか、
五郎らしいっちゃらしいけど、スタンド能力をも超越するマイペースが凄まじすぎる。
そりゃ丈助だって過剰反応してしまうってもんですよ。

割った皿を修復してるクレイジー・Dまで見えてるし、
五郎のスルー力は実はスタンド能力なんじゃないかって説が出てきましたね。
アイルーに関しても、そもそも猫が二足歩行して喋ってることは完全スルーだし、
ホールに行けば目の前で殺しが起こってるのに治安が悪いの一言で済ませる始末。
まぁ仮にトニオさんの料理を食べたときに
億安みたいなリアクションをしてしまう五郎なんて五郎じゃない!と言わざるを得ないし、
本当にどこまでいっても『らしい』です。
尤も、魔理沙&にとりに車を分解されてしまったときは白くなってたり、
ハンターの格好を見た瞬間に吹いたりはしてますけどね。