光り輝く一瞬は誰もが主役となれる瞬間 『もぶおん!3』

  • タイトル:もぶおん!3
  • サークル:抹茶味

文化祭当日、開始前の前座としてステージに立つこととなったモブシーン一同。
しかし直前にとんでもないトラブルが発生し・・・
メインキャラ級に魅力がありすぎて
モブキャラにしておくには惜しいと評判だったけいおん!!のモブキャラ達。
そんな彼女たちにスポットを当てた番外編も今回でひとまずの完結です。
このシリーズを通して瀧エリ&佐藤アカネ指数が一体どれだけ上がったことか。
全ての発端であり、最大のトラブルメーカーとして活躍したエリと、
振り回されながらも満更でもなく友情以上のものすら感じるアカネ、
終始ツッコミ役ながらも実は優しいツンデレないちごと、
全員が全員さいこうすぎだぜこんちくしょう。
ラストはまさかの結末を迎えたけど、この先はまた別のお話。


最早モブとは呼ばせない。
世の中には色々な見方があると思うんですよね。
特定の個人単体に主眼を当てればその個人が主役たりえるとも言えるし、
世界の全てを客観的に見れば全員モブだとも言えるし。
が、そんな定義など問題じゃありません。
用は己がどれだけ輝くことができるか。
最高に輝くことができたその瞬間は、紛れもなく誰もが主役です。
うん、ライブシーンのこの一説にはシビれましたね。
あくまで『作品』としての世界であっても、
スピンオフで意外なキャラが主人公となることもありますし、
世の中本当の意味での脇役なんていませんよね。
誰だって自分自身が何者かなんて、自分自身にとっては主人公以外の何者でもありませんよ。
と言うか、本気で公式のスピンオフ希望したい・・・