フロッグマン 2巻

フロッグマン 2 (ジェッツコミックス)

フロッグマン 2 (ジェッツコミックス)

夏、到来。


何も特技らしいものを持ち合わせていなかった主人公ミチルが
水泳部に入部したことで色々なものが変わってゆく青春そのものと言える本作。
2巻目となる今回は林間学校に始まり、
期末試験を経て夏休みに入って早速の夏合宿開始と、
まさに夏、本格的水泳シーズンの到来ですよ。
水泳のみならず、恋のようでそうじゃないような微妙な想いが交錯する人間模様や、
前回よりも大幅に増量されたドッキリシチュエーションの数々と、
様々な方面から魅了してくれています。
そして何と言っても競泳水着が如何に素晴らしいものであるかと言う事をですね。
これでもかってくらいに再認識させてくれるわけですよ。

水着と言ったらスク水だと思っていた時期もありました。
が、今は競泳水着こそがジャスティスだと思う次第であります。
身体にピッタリとフィットした感じと言い、
フィット感から来るくっきりと描かれるボディラインと言い、
全てが最高じゃないか。


その想いはあくまで部活仲間としてのものなのか、
それとも自覚せぬ無意識下における恋心なのか。
本人たちすらその気持ちが何であるかわからないうちに発展してゆく三角関係。

何なんでしょうね、恋愛感情であると言い切れずに
ただ気になる相手が他の相手と親しく接しているのが何となく気に入らない気持ちは。
はっきりしない想いのまま行動だけが先行してるマコトとかは
見ていて悲しくなるくらい空回ってるよなー・・・
間違いなくSではあるけど、その心理は完全に小学生男子のそれに近いです。
コーチだけはそれぞれの想いが恋であることを認識した上で見守ってるみたいですけどね。
と言うか、大人の余裕を見せ付けるために水面下で頑張ってる姿は何だか泣けてきました。
夏合宿に入ったことでこのあたりの想いが動き出すことはあるんでしょうかね。
むしろ新キャラとして登場した見るからに変態のおっさんが気になってなりませんが。


水泳もさることながら、今回大幅にパワーアップした要素があります。
それがお色気要素。
元々さりげない場面でそれらしいところはあったけど、
頻度が増加してほぼ一話に一回はドッキリな場面が出てくるようになってます。
いきなり指チュパから始まって、水着が破れて尻が丸見えになってしまったり、

パイズリでペットボトルを持ってストローで飲んでみたり、
色々と思うところのあるアイスの食べ方もあれば、
まさかの顔射シーンまで・・・

お好み焼きの生地です。
そして当然ポロリもあるよ。
もうあとは着替え最中に出くわしてしまうシーンがあれば完璧ですよ。