ちろちゃん 2巻
ちろちゃん (2) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
- 作者: 結城心一
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2009/09/23
- メディア: コミック
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掲載誌のぱれっとも創刊三周年を迎え、
創刊当初から続いている本作もようやく2巻目がおよそ2年ぶりに登場。
今回は5年生だった面々も6年生となり、小学校を卒業するまでの日常。
ラストが卒業式で思いっきり尺に収まってしまっているので、
すごくいい最終回ですと思ってしまいそうでした。
(※本誌では中学校編に突入して現在もしっかりと続いてます)
少し成長したからか、エグいほどだった虫ネタは若干ソフトとなり、
その手のネタが苦手でも比較的安心できるかも?
自重してなかった頃のもそれはそれでよかったですが、
やっぱ規制がかかったりとかしたのでしょうか。
虫ネタもさることながら、本作もう一つの重要ファクターであるのがダイモンジャー。
うず=ダイモンジャーオレンジ説を否定するかのごときラストは・・・
結局何者かもわからぬまま卒業してしまったわけですが、
きっと大文字西小学校の七不思議としていつまでも語り継がれることになるのでしょうか。
ドッペルゲンガーなのかそれとも姿を借りた何かなのか。
中学校にも存在している説もあったりなかったり。
少なくともちろちゃん&りきのむちきん二人が
ダイモンジャーのクリムゾン&オプションであることは確かだから、
この二人がコスプレした時点で即復活ですけどね。
と言うか、作中に出てきているネタで知りましたが、
舞台となっている私立大文字西小学校って『週刊わたしのおにいちゃん』の舞台だったんですね。
そりゃ当時を知らなければ怒るのもごもっとも。
何と言うかちろちゃんがやたらと可愛く思えてきました。
ひたすらにひんぬーであることがネタにされてきたあたりから特に。
胸が当たったりきには骨が痛いと言われたり、
初対面のジイさんに成長の見込みがないとまで言われてるし。
ひんぬーはステータスです、ひんぬーはステータスなのです。
大事なことだから二回言いました。
プライベートでは引きこもり同然のかなり残念な子っぷりを発揮しているところも。
一人マリオカートくらいならまだマシな範疇ではあるけれど、
すごろくとかかるたはヤバい。
見てて何だか泣けてくる・・・
他には先生が出番が多かったと言うのを通り越して暴走してたかなと。
モテないのは虫嫌いってだけではない筈。