オニデレ 4巻
- 作者: クリスタルな洋介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: コミック
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二人の仲を隠す当初の計画はどこへやら、
誰がどう見ても公認カップルにしか見えなくなってきた本作。
季節は夏になり、衣替えと共に判明した正とサヤさんの出会いや、
付き合い始めて間もないころのまだぎこちなかった関係のお話もあれば、
今回ついにサヤさんが(ミヅキも一緒だけど)正の家にお邪魔して正のご両親が初登場したり。
学校ではヤンキーぶってるけど、それ以外ではお嬢様を取り繕い、
彼氏である正の前ではほかの誰にも見せないデレっぷりを発揮するサヤさんに今回も夢中です。
なるほど、このシチュエーションなら出会いのエピソードとしても、
正に落ちるのも十分すぎるほどわかります。
あまり出番は多くなかったものの、さりげなくサキさんにも重大な秘密が判明します。
初登場の頃よりもパワーアップしているむっちりした足の真相は・・・
ニーソ装備の絶対領域から見えるその若さと健康美あふれるおみ足。
こいつぁ足フェチにはたまらないでしょうね。
自分自身、ちょっとくらいふとましい方がちょうどいいと主張している身ですが、
そういう意味でもサキさんのむっちりっぷりは素敵です。
一方で普段ロングスカートに隠れて見えない美脚を披露したモモも素敵ですけどね。
サブキャラではあるものの、結局毎巻登場し続けている茨城王は今回も健在。
毎度のことながら戦いを挑もうとするも何故かお茶会をすることになって、
サヤさんお手製のお茶を飲んであえなくKO。
見た目はごっついのにいつもやられ役のヘタレな茨城王は今後も出続けてもらいたいところですね。
茨城県民的な意味で。
同じ県王では、ユナの兄である広島王のユミも再登場。
3巻で会長へ秘かに想いを寄せているのを察知して『面白いことを思いついた』とは言っていましたが、
本当の思いとは裏腹にドS故のえげつないやり口は顕在でした。
ただ単にいびっているだけかと思われていた行動も、実は兄なりの愛情と言うのがあって・・・
これまで思いはすれ違っていたけれど、今回ので和解へ近づけたのかな?
実にいい兄妹愛でした。
この兄妹がわだかまりをなくして結託する姿が理想だけど、
それはそれでなかなかに凶悪なペアかもしれませんが。