ヨメイロちょいす 2巻

ヨメイロちょいす 2 (チャンピオンREDコミックス)

ヨメイロちょいす 2 (チャンピオンREDコミックス)

エロいがギャグい、母娘入り乱れたモテ期。


表紙をめくった折り返しで、こんな一言がありました。
『生きることに疲れたときこの漫画を読んでなんかくだらねーと言って苦笑いしてもらえればいいな』
看板に偽りなしです!
これでエロを感じるか、ギャグを感じるかはまさに人次第です。
掲載誌的に、エロい描写は確かに多いのは間違いないのですが、
それ以上にギャグ要素が強くてエロスよりもお笑いの空気を感じてしまいます。
しかもいろいろとパワーアップしているので、歯止めが利きません。
もう娘達の当初の目的とかどうでも良くなってきてると言いましょうか、
何をやっても必ず誰かが暴走するので、大変なことになってます。
顔射(チューペットだけど)あり、触手(これは普通に)あり、
ラストなんてみんなでマ●コ(人名)と連呼する始末。
へー、インカ帝国初代皇帝の名前ってそうなんだー。
娘達がこんななら、日本の将来は安泰だー。


特に中盤以降からギャグ要素、特にパロが色濃くなってきます。
ブコメに限らず、王道にして至高の展開であるみんなで料理をすることになったかと思えば、
これでもかと言うほど多方面に渡る料理漫画(アニメ)ネタの数々。
どっちの料理ショーに始まり、美味しんぼがあったかと思えばOH!MYコンブが出てきて、
果てはジャぱんに味の介まで・・・
うん、ここで味の介の例のネタを持ってくるあたりはさすがわかっていらっしゃる。
最も多いパロネタはドラゴンボールで、いかにドラゴンボールが好きかがわかるほど。
スカウターみたいなアイテムで戦闘力ならぬ嫁パワーを計測して、
当然のようにフリーザ様の名言も飛び出しますし。
個人的には昔見たとあるMADの影響で、戦闘力=胸のサイズだったりするのですがね。
確かにそういう意味でもラン姉とか花凛のかーちゃんあたりが強力なのは納得です。
あとはドラえもんネタも何気に多かったり。


それなりに登場人物の人数はいますから、
比率に差が出てくるのは致し方ないのはわかるものの、これだけは言いたい。
もっと委員長に出番と言う名の光明を!
花凛とラン姉がメインとして立ちすぎてるので、何かと不憫な役回りが多い気がしてですね。
今回表紙には娘達三人、裏表紙には娘の格好をした花凛とラン姉。
あれ?委員長は?
一人だけ表紙にも裏表紙にも出番なしって・・・
本編でも何かと一歩引いてしまうことが多いので、
ある意味一番ヒロインっぽいはずなのに何でこんなに扱いひどいですか!?
私はそんな委員長を応援しています。