ふしぎ通信トイレの花子さん 3巻

ふしぎ通信トイレの花子さん 3 (ブンブンコミックスネクスト)

過去最強の敵は2Pキャラ？

本来は掲載誌的にも子供向けであるはずなのに、
ツンデレ他いろいろとあざといとことで始まってると一部で知られる本作。
夏にはCSでアニメも放送されるらしく、またも積み上げられるレジェンド。
そんな本作の今回は行方不明になった大輝、人体模型の恋、そして最強の敵登場と、話の幅は広かったです。
そろそろ慣れてきたからでしょうか、ツンの部分がみんな和らいできましたね。

裏表紙にも出ている花の精。
彼女の手によってまさかの触手成分までありですよ。
ある意味少年誌の限界に挑戦してきてやしませんか？
問題があるとすれば、触手に縛らるのは大輝とか人面犬という点ですか。
口裂けもだけど歳ｍ・・・おぉっと。
正確には蔦とかなんでしょうけどね。
この花の精も妖気を持った植物系キャラってことで、少女の姿から化け物形態に変身したり。
何と言いますかね、とりあえずこの手のキャラの変身形態がビオランテってのは基本ですね。

そして読んだ少年少女に大人への第一歩を踏み出させそうな人体模型の話。
花子さんも直接は手を貸さずに、当事者たち自身の力で事件を解決する珍しい展開です。
とどめの一撃なんてロケットパンチです。
そもそも人体模型が恋をしたってことからして相当キてるんですけどね。
でもわかるわー。
小学生の時分、理科室掃除担当になったときに人体模型で遊ぶのが何気に楽しかったし。
局所的に臓器パーツを取り外せるもんだから、等身大パズル的な感じで。

恐らく今回最大のポイントにしてこの先のキーになるのが表紙にも出てきているヤミコの登場。
この名前を聞くと某作品を思い出すのだけれど、普通に怪談として語られているようですし。
直接目の前に登場してきて終わるので、4巻出たらいきなりバトルですか！？
熱いわー。
今回花子さんの変身も一回だけだったし、次は全力ってことですね？
とりあえずヤミコに殺られた名もなき女子生徒が不幸すぎる・・・