ヤクザガール〜ブレイド仕掛けの花嫁 1巻

異能力者、人それをヤクザと呼ぶ。


超名門校に転校して来た主人公がすぐさま知ることになる学園の実態。
クラスのみならず全生徒が身体のどこかしらに刺青を擁していて、
突如始まる期末試験ならぬ期末『死』験という名の殺し合い。
そりゃこんな抗争がカリキュラムに組み込まれてれば生き残った生徒はそりゃ優秀ですがな。
成績=殺した人数だし、全生徒が持っていた刺青は特殊能力を発動するためのもので
いきなり目が出てきて喋りだしたり異形に変形したりと本当にすごい学校です。
タイトルにもなってる『ヤクザ』の定義は一般的に言われるものと異なっていて
その特殊能力のことを『任侠力』、それを所有している者を『ヤクザ』と言ってますので
仁義なき戦いとかのようなそういうものとは違いますね。
演出とか所属党同士の抗争とか党内の繋がりとかあらゆるところはそれっぽいですが。
むしろ天上天下っぽいなぁと感じるところがあったり。


こんな学園ですからヒロインだって只者ではない。
デレは一切ないしむしろ総帥へ向けての思いの方が強くて百合気味?
さらし巻いてるときとそうでないときの胸の体積差がすさまじいことはこの際目を瞑りましょうか。
実はけしからんくらいにめっちゃきょぬーじゃないっすか。
最初のボーイミーツガールなシーンでは巻いてたから胸に目が行ったわけではなさそうだけど
初対面で開口一発嫁になれってどっちかと言うとヘタレ系なのに手だけは早いんだからもう。