喰いタン 11巻

喰いタン(11) (イブニングKC)

喰いタン(11) (イブニングKC)

身近な人間は安全であるとは限らず・・・


何気に高野自身や間近な人間などが今回被害に遭っていて
けっこう身近な人間ほどある意味危険っていうものがあるのかもしれないと思ったり。
衝撃的だったのが4巻から初登場した小説家としての高野の2代目編集担当だった鹿島が殺されたことでしょうか。
異動したはずなのに気付けば何事もなかったようにメイン編集に戻ってた初代担当の寺田とか
見た目とエロ画像騒動とで一発かましてくれた新人編集の武田と比べると確かに印象薄いキャラだったけど
再登場したと思ったら被害者・・・
犯人のトリックを暴いたとかそういうわけでもなくて女という名の火遊びで焼死してしまったようなものだし
金田一の佐木とかと比べるとまぁそんな扱い受けるキャラなのね程度だけどそれでもインパクトは十分でした。


編集の身に起こった悲劇もあるけど高野自身に襲い掛かった悲劇もこれまた。
よりにもよって佳代さんあんたっすか!?
前科ありだからなのか感謝はしていても普段の行動に対して思うところがあったのか容赦なさすぎっす。
可奈もいよいよもってツンデレキャラの様相を呈してきましたし。
高野のことを想って一人こっそりとニヤけてるところはデレの証拠。
あくまで本人には強気な姿勢で当たるところもまさに。
このあたりの佳代さんたちも比較的1〜2巻に1度は出てくるけど
今回は出番のなかったギャンブル狂のラーメン屋『満州』のオヤジも次は出てきてほしいかな。


基本本編はいつも通りだけど次の12巻予告が大変なことになってました。
10巻のときはミスター味っ子をセルフパロったオヤジを出していたのに対して
今度は仕事と女を極めつくした『あの男』が食の世界にやってくる!
って島耕作・・・だと・・・