にゃんことカイザー 1巻

にゃんことカイザー (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

にゃんことカイザー (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

其れはバイオテクノロジーの副作用か。


純粋タイプ、百合お嬢タイプ、ミステリアスタイプの仲良し三人組が通う幼稚園には
バイオテクノロジーで生み出された喋るすごい犬がいたのです。
ぃゃ、本当にすごいんです、いろんな意味で。
口を開けば出てくる出てくる下ネタトークの数々。
一言で言ってしまうならば『下品』の一言(褒め言葉として)。
もともとシュール&ブラック系なネタを得意としている作者ですが
こんな凄まじい下品なネタも描けたんですか。
舞台は幼稚園ですが絵柄だけなら幼稚園生にもお勧めできそうなメルヘンチックな可愛さがあるのですが・・・
第二次性徴で性に目覚めた中学生あたりが飛びつきそうなラインのネタが目白押しなので
絵に反してその実、最低でもPG指定、場合によってはR指定な代物だとは表紙だけで誰が判別できようか。
ネタそのものは下ネタとは言っても本当にストレートというわけでもなく
わからなければ調べてね程度にはぼかしてるのでそういう意味では一安心?


以前もえよんで連載されていたブリードスターも同時収録されていて原点を見ることが。
こっちでも出てる犬はカイザーですし基本やってることは同じですし。
主人公が清純じゃなくて突っ込みまくってますけど。
描き下ろし4コマで同じ世界と言うか本編のキャラたちの姉で
カイザーは全く同じカイザーだったことが判明してこんなところで共通点があるとは。


喋る変態アニマルキャラと言ったらDATE氏を思い出しますが
うん、これは真正面から対抗できるんじゃなかろうかね。