22時閉店だと思って半ば諦めていたら実は22時半閉店だったために滑り込みでおりことか買えたことだけが僥倖の日

先週から予想済みのことではありましたが、
やはり開幕から残業で日付変更間際での帰宅に。
当初予定していたレビューは何とか定時間内に終わりはしたんですがね。
そこからの自分の作業がひどかった。
何故試験フェーズもそこそこな時期だと言うのに
当たり前のようにがっつり仕様変更くるんでしょうかねぇ?
まったく何のための仕様なんだか・・・
この業界では当たり前のことなので別に今に始まったことではないにしても、
それでもあまりにも修正量が多すぎる。
結局先週帰り遅かったのもほとんどがそれに引っ張られてるからなぁ。
今月中はまだこんなふざけた突発が多そうな予感。
ぃゃ帰りが遅いとですね、晩飯も帰りがけに買う必要が出てくるし、
その分の金銭消費も馬鹿にならないんですよ。
別に喰わなくてもいいっちゃいいんだけど、やっぱ・・・ね。

何もかもがイレギュラーな時間軸の勝者とは・・・ 『魔法少女おりこ☆マギカ』 2巻

魔法少女おりこ☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

魔法少女おりこ☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

魔法少女狩りを行う黒い魔法少女と対峙した巴マミ
窮地に陥りながらもこれを撃退するのだが・・・
まどかと言うハードな世界観と、
魔法少女ものと言うにはあまりに凄惨なグロ描写で驚かせてくれた本作。
完結編となる今回は裏で静かに動いていたもの全てが一同に会し、
一気に結末に向かって駆け抜けて行くハイスピードな展開となっておりました。
前回ほとんど出番がなくて完全にタイトル負けしていた織莉子も、
主役兼ラスボスとして大いに動き回ってます。
と言う割には表紙がまどか&ほむらがメインになっているのには、
当初違和感を感じるものもあったのですが、最後まで読んで納得。

まどか本編ではほんの5周あまりしか時間軸を繰り返していないものの、
実は本作のようなイレギュラーもあり、
もっと語られていないことも多々あってあの最後に至ったってことですかね。
確かにごく一般市民レベルがほんの数周で神レベルになるとも思えませんし。


多少なりは潜めたものの、それでも局所的にはグロ注意。
前回はのっけからモツパーティだの、杏子の達磨だのがあって、
上級者向けすぎるものを感じたところはありますが、
一応そこまでハードすぎる描写については抑え目になってます。
・・・が、やはり被害者と言うのはいるもので。
織莉子たちが放った使い魔によって、まどかたちの担任の先生が・・・

ほんの数ページ前までは騒動の中でも教師らしく振舞おうとしていたのに、
ゴキゴキ効果音響く中、次の瞬間には骨に・・・
ある意味今回一番寒気がしたわ。
感覚としては、本編の3話目ではじめてマミさんがマミられたのを見たときのそれに近いです。
やっぱり『血だまり』って意味では本作が一番それに近いなぁ。
当のマミさんはさすがに本作でまでマミられてはいませんが、
油断してピンチになる場面がきっちりとあったり、
魔女化の真実を知って発狂しかけてるあたりはやっぱりマミさんです。

とは言っても、キリカ戦では本当に格好よかったんだ。


魔法少女狩りも、使い魔急襲も、全ては一つの目的のため。
まさか前回モブキャラも同然だったまどか&ほむらが、
ここにきて超重要な役割を担うことになろうとは・・・
結果として悪役になったとは言え、
ほむらも下手すれば織莉子と同じような道を辿っていたとも言えなくもないですね。
織莉子とほむら、相反する考えを持つ二人が対峙するところは、
本作における最も重要なシーンの一つであり、魅せ場でもあるのですが、
少しでも詳細に触れてしまうと激しくネタバレになってしまうのが辛い。

織莉子の目的とは一体何なのか、
魔法少女同士、魔女化する者も出る激戦の中、
最終的に勝者と言えるのはどちらであったのか。
結末は是非とも事前知識なしで見てもらいたいものです。
実際、最初にその結末を見たときは思わず『ゑ"!?』ってなってしまいましたし。
前回は主役級に出張っていたゆまとかはあまり出番はないものの、
その魔法少女としての能力がまた一層衝撃と絶望を引き立たせてます。


まどか世界と言うと忘れてはならないのが『奴』の存在。
スピンアウトだろうと何だろうと、やっぱりQBはQBでした。

魔法少女狩りの犯人を知ってたくせに確証がないからと言わない、
言動に表情の全てに感情が込もってない冷血っぷりはそのままに、
織莉子のことを処分するとかめっちゃ物騒なこと言ってます・・・

どうやら織莉子やキリカ、ゆまの存在のみならず、
QBのアレっぽさの度合いが振り切れてるあたりでも、
本作の時間軸はイレギュラーなようですね。