20110613
我が心は空虚なり
一刻も早い整理を急がねばここもまたいずれ腐海へと沈んでしまうとさすがに危機感が募ってきた
久しぶりの土曜秋葉原&日曜家でのんびりの黄金コンボ。
やっぱ休日は一日は丸々のんびりしたいものですね。
いいかげん部屋の状況が腐海化進行しつつあったので、
整理をそこそこに進めたりなど。
前に整理したのが震災直後の崩壊状態で
せざるをえない状況だった&電車止まってて出勤不可だったときだからなー。
そりゃ3ヶ月も放置してれば積んだ山も高くなるものだ。
とかやってるうちにほとんど終わってしまっていたけれど、
先週休みだった分のモヤさま成分も補充したし、
日曜はやはりこうでなくては。
週明け開幕は間違いなく帰りが遅くなることが確定状態ってのがネックだけど、
さて此度の週はどうなることか。
進捗遅れのリカバリに回ることになるだろうし。
奴さんの担当箇所、実際に試験やったらバグ数恐ろしいことになるんだろうなぁ・・・
美味しく食べるその姿は美しい 『てんむす』 1巻
- 作者: 稲山覚也
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2011/06/08
- メディア: コミック
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大食いのトレーニングをするために立ち寄った店で一人の少女と出会うが・・・
女子高生と大食い、一見すると非常にミスマッチな組み合わせながら、
意外な華やかさを見せてくれる本作。
単純に大量の食べ物を食べるだけではない、
あくまで競技としての大食いの奥深さをこれでもかと語っており、
意外なまでに本格的な一大スポーツものとも言える熱さがあります。
そういう番組を見ているだけではわからない、
しっかりとした理論に基づいた裏付けもされているので、
可愛い女の子が食事をするだけと思っていると痛い目に遭いますね。
今回のラストがすごく切りのいいところで終わっているので、
一瞬このまま完結なのかと思ってしまうような節もありますが、
しっかりと続いているようなので何より。
むしろこの終わり方をしたことで、
今回のエピソードが丸々プロローグだったのかと。
実際、主人公の天子くらいしか競技としてはまともに食べてませんから、
未だ食べてるところすら描かれてない部長がどんなスペックを備えてるのか気になります。
見た目と言い、ユリアって名前と言い、
世紀末救世主な人とか、かませ犬な五人組とかお供にいそうな感じもしますが・・・
普段のビジュアルは当然のこと、
おいしいものを食べて笑顔になる娘さんはいつ見ても可愛いもの。
見ていてこちらまで食べたくなってくるのは重要ですよね。
もしこれが盛大に食い散らかしてる描写ばかりだったら、
『汚っ!』って印象だけ持って終わりだったかもしれませんからね。
それこそ哲が当初抱いていたイメージのように。
あくまで綺麗に、でも確かに量と速度が伝わるように描くか。
そこが最も難しいところなのかもしれませんけど。
それほどまでに美味そうに喰う天子は輝いてますね。
尤も、それだけで簡単に頂点を取れるとは思えないので、
食を楽しみつつも如何に勝負に徹することができるかもこれから重要になってくるのかな。
腹黒B級アイドルの花ぽんって一方的ライバルキャラも出たことですし。
天子以外だとかなりツボったのが二子さん。
組織のナンバーツー的な立場が似合いそうなクール系眼鏡キャラかと思いきや、
超人見知りで気心知れた相手以外には会話すらおぼつかないと言う・・・
そんな彼女が強がって気丈に振舞ってるところを
むしろ格好いいと言われたときの笑顔がまた素敵。
見た目によらず1kgのカレーを平然と平らげるくらいのスペックも持ってますしね。
野郎キャラだけど哲もある意味可愛いと言えば可愛いかな。
明らかに天子のことが好きなのに、全然脈なしで落ち込むところとかね。
ただ食べるだけでは勝ち取れない大食い勝負の真髄を見た。
大食いを題材にした作品は今までにも見たことがありますから、
決してペースを乱してはいけないとか、必要以上に水分を摂取してはいけないとか、
そういうことは事前に知識として持ってはいましたが、
やはりそれだけでは全然知識不足な奥深さってものがありますね。
そもそも喉の筋力が必要とか、そんな筋肉があること自体はじめて知ったわ。
昔からこの手の番組を見ていてどうしても疑問に感じていたことの一つに、
見た目からして食いそうないかにもな体格をした人ほど真っ先に脱落して、
最後まで残るのが決まってほっそりした体型の人なのは何故かってことがあったのですが、
これに関してもしっかりと理論的に説明していて妙に納得してしまいました。
CMとかそういうもので聞いたことがある内臓脂肪ってものが
こんな形で関わってくるものだとは・・・
同じものを食べ続けることによる飽きってものはよく聞くけれど、
やっぱキロ単位が普通になってくると違うんですかね。
実際にそこまで食べたことがないからかもしれませんが。
食事をする行為は誰でも当たり前にすることで、
生きるための必須事項でもあるものが、
競技として量と速度を競うとなるとこんなにも激しく厳しいものだとは。
確かに真似した子供が喉に詰まらせて死亡するなんて事故も過去の事例としてありますし、
改めてエクストリームな競技なんだなと改めて思い知らされます。
これは簡単に真似しようなんてものじゃありませんね。
実際やったら作中で言う開始10分で速攻潰れそうだわ。